ACT-0 ~プロローグ~
一人称にしよう、ともおもいましたけど、そうすると周囲の人の感情が入らない・・・
なのでとりあえず客観的立場視点をば…
まあ、一人称にしてしまったらおもいっきり主人公が「創造主?」とバレバレですけど
何はともあれ、第三段!です。
全ての名前の由来に気付いた人は、あるいみすごいですv
まあ、私の書くシリーズ。
かならず名前にどこか共通点がありますけどね
さわっ。
「う~ん、きもちいい~!!」
これほどまでに気持ちいい経験を今までしたことがあっただろうか。
さわさわと吹き抜ける風にそしてかすかに香る草の匂い。
ごろん、と寝転がれば新緑の草花の匂いがここちよく鼻につく。
「さて。と、ここでずっとこうしていても仕方ないし。…近くに、村か町、…あるよね?」
今自分がどこにいるかよくわからない。
しかし言葉が通じるかどうか、という問題もあるがそれはおそらく大丈夫だろう、という予感がある。
ごろん、と横になっている少女…どうしてこんなとろに少女がいるのか。
という疑念はつきないが。
その少女の服装は上下、そして上着、とにわかれており、
その腰にはおそらく何かの袋なのであろうものがくくりつけられている。
ベルトのようなものでくくりつけられていることから、腰につけるタイプの袋なのであろう。
その袋にはきれいな花の刺繍らしきものがほどこされており
一見したところ服の飾りのようにもみえなくもない。
くるぶし辺りまであるズボンは淡い黒色をしており、
それらにもまた小さな模様らしきものが刻まれている。
羽織っている上着はといえば薄い紫いろで、その背後にはフードらしきものもついている。
首元にふわふわの毛らしきものが多数ついていることからも防寒具の一つ、なのであろう。
やっぱり意を決してきてみてよかった。
心から少女はそう思う。
だからこそ。
「とりあえず、あっちの方向にいってみよ~!!」
元気よくぴょんっと跳ねるようにいう少女はおそらく十四かそこら。
腰のあたりまで伸ばしている長い髪を一つのみつあみにし、その髪をだらん、とさげている。
その耳元には金色の小さな飾りのようなものがはめ込まれているが、
それは小さくよくよくみないとわからない。
そして何より特徴的なのは
左手の中指にはめられている淡い光をほのかに光の加減によっては放つ銀色の指輪と、
そしてその中央にはめ込まれている虹色の石。
そしてその手首には様々な色彩でできている石で造られた腕輪のようなものがはめられている。
少女が今いるのは、森の中にあるとある開かれた場所。
かつてはここに集落があったのだがとある事情で今はただの開けた空間になっている。
そこに草木が生い茂り自然の楽園となっているのだが。
「あ~…森をとおらないといけないのか~…獣とかでてきたら面倒だな~……」
ここが安全でないことは少女とて理解している。
否、しているつもりである。
しかし理解していることと、実際に経験することとは話しが別。
「血とかみるハメになったら嫌だな~。そのまま眠らせてとんずらするかな~」
それが何より一番てっとり早い方法であろうが、その睡魔の術が利かない輩もいるのも事実。
「…ま、何とかなるか」
あくまでも前向き。それが少女が少女であるゆえん、である。
WOLD GAME ~伝承の真実~
かつてこの空間には何もなかった。
あるとき、どこからともなくやってきた神はこういった。
『この地を理想郷にいたしましょう』
その言葉通り、太陽が生まれ、大陸が生まれた。
そして。
『すべての命に祝福を』
神の言葉をうけて、大陸に様々な生命が存在した。
『等しく平等たる進化を』
その言葉をうけ、大陸に誕生していた生命は様々な能力などを得て世界各地に散らばっていった。
「そして、我らが人間はその恩恵をうけ、もっともすぐれた種族なのです」
進化、という言葉についてはいまだに研究者たちの間でも議論が多い。
すべての命、というのだからそれは人だけを示すものではない、というものもいる。
しかしそういった存在はすべて異端、とされて迫害される。
神が選んだのは自分達、人間。
そう彼ら…人類は何を狂ったのかそのように自らが選ばれた種族なのだ。
そう解釈し、今にいたっている。
しかしその間違いを指摘した存在達はことごとく異端視されて処刑される。
そんな間違った世の中。
そんな中、その間違った世の中をどうにかしようと立ち上がった者たちがいる。
それらの行動はこの世界にどのような結果をもたらすのか…
それは、行動を起こしたものにも、
そして間違った解釈のもと行動している存在達にも誰にもわからない……
なぜかまだ全部打ち込み終わってないのに投稿はじめる気になった薫です。
なぜか?なんか楔さんの打ち込み気力がわかなくて(汗
とりあえず楔さんは頑張って毎日更新めざします!
あちらはあとすこし・・の予定・・・50ちょいになる予定。
これはおそらく10前後になる予定です。あしからず