表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヴォイドの呼び声Ⅱ 神々の鼓動  作者: 逆立ちハムスター


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/1

1

画像圧縮100MB→3MB。何も見えません。クリック先画像最大化で多少綺麗。

Ⅰ予約完結の7月頃。追加。



挿絵(By みてみん)



Ⅰ章 追憶。



これまでのマーラは。



── 旧ニザーム領 聖鳥の遺跡 ──



助けてくれてありがとう。えっと……。

ベリコウスだ。あ〜、お嬢ちゃんは?

……マーラ。

折れた枝で焚き火の火をいじっているベリコウス。助けた事は気にするな。それより寒くはないか?

獣人だから平気。

ハッ、そうか、なら良かった。

どうして助けてくれたの?

それが不思議な事か?

あなたはドワーフ。私が高く売れそうだからとか?

なら武器は取り上げてるさ。

…………。

確かに俺たちドワーフは、誇れるようなことはしてこなかった。許されない過ちだ。だがもう遠い昔の話だ。それに、ドワーフが皆、奴隷制に賛成だったわけじゃない。

遠い…昔?

ああ? それとも俺が思っている以上に、獣人はエルフより長生きなのか?

そんな事は…ない。

ふん、お嬢ちゃんが特別なのか?

まあ…ね。ねえ、ここはベルム帝国よね?

いいや。ベルム帝国なんて、聞いた事はないな。国どころか、ここはもうすっかり荒れ果ててしまって、誰もいないさ。いや、ならず者共や、イカれた怪物ならいるかもな。ここら辺を知らないのなら、用心した方がいい。

そうね…。

小枝を折り、焚き火にくべるベリコウス浮かない顔だな。あんな遺跡で何をしていたんだ?

色々と、ね。でも気が付いたら、長い時が過ぎてたみたい。

やはりそうか。君の辛い気持ちは分かる。

あなたも似たような経験があるの?

いいや。だが似たような連中を大勢見てきた。それと、沢山の奇妙な事?もな。

だから冷静だったのね。

まあ、この世界は未知で溢れてる。イカれてるとでもいうべきか。何が起きても不思議じゃない。

んふ。あなたはどうしてあそこに?

俺は、旅と冒険が好きなんだ。もうそれを食べて、少し休むといい。見張りは任せろ。

ありがとう。


しばらく後……。


妙な音で目が覚めてしまった。一体何の音。

起きると、暗闇でベリコウスが私の短剣を両手で持ち、じっと眺めていた。

ベリコウス、一体何してるの?

zfjkvhdg。不明瞭な言葉で答えるベリコウス

私の剣よ。返して。

ssiof……愚かな。

はっきりと聞こえた。


虚ろな表情で立ち尽くすベリコウスから何とか短剣を奪い返す。奪い返した途端、私を襲ってくるベリコウスの胸に短剣を突き刺す。


ど、どうして……。

ベリコウスの胸に短剣を突き刺すと、ベリコウスの虚ろな表情は元に戻り…。

はっ!?

ベリコウスはそのまま地面に倒れた。

ベリコウスの体から、赤い血だまりがゆっくりと広がっていく。


私は短剣をベリコウスの体から急いで引き抜き、慌ててその場を去る。


洞窟の外は雪が積もり、遠くから嵐が近付いているのが見えた。



── ノクターナル 国境 ──



マーラ。俺を殺しても…ゲホッ、ゲホッ、教団からは逃れられんぞ。

短剣をアシムの首に押し当てる。アシムの首が軽く血で滲む。

あなたが言うのよ。私を始末したって。手際は整えてある。簡単よ。

無駄だ、マーラ。俺の手で殺るのが…せめてもの慈悲だった。

目を開けたまま力尽きるアシム。

クソッ!

アシムの舌を引き抜き、額にアナーキストのシンボルを刻み、急ぎその場を去る。



── シェムゲン王国。辺境 ──


それであなたは誰?

……マーラ。

マーラはここで何してるの?

あ〜ん……お墓参り。

ここは立ち入り禁止よ。

知らなかったの……その…遠くから来たばかりで。

遠く? じゃ、じゃあ、色々な国を旅してきたの?

ま、まあね……。

本当!? 是非聞かせて!

……別にいいけど。


ね、ねえ、ジャスミン。大きな屋敷が見えてきたんだけど、まさか、あそこじゃないわよね?

違うわよ〜。

良かった。

あれはお姉様の。私のは向こうのよ。

えっ……。




── ニザーム帝国 辺境 虚無の遺跡群 ──


こんな所に遺跡があればとっくに……なに!?

こいつは驚いたぁ。

だから言ったでしょ。

こんな物、どっこから湧いて出たんだ。

遺跡に緑色の稲妻が落ちる。

当たり。

今の稲妻を見たか!?

ええ♪ 行きましょう。

急いで遺跡へ向かう。



リッヂ!?

なんで!? さっきの稲妻で目覚めた?


ここに来たのは何が目的だ?あなたには関係ない。

それはどうかな。聞いてみなくては分からんだろう。



やっぱり私を追ってきたのね。

次から次へと。

でも生憎、もう狙われるのには慣れた。



こういう時の為に魔物の膀胱を採取しといて良かった。

あのリッヂは…何かヤバそうな感じがする。

ジズ教祖には感謝しなくちゃね。

私はか弱く無知な獣人。


あのリッヂの側にいれば、何か私の過去が掴めるかもしれない。



── イマルドの森 ──


ドラゴン?

見たこともないようなデカさ。

こんな所で一体何を。




── ニザーム帝国 ロクスソルス ──



あのリッヂは街を欲っしている。

ヴォイドが命令してるのかな。

探っていくしかない。



── ロクスソルス 地下回廊 ──


アンデッド達って、意外と普通なのね。

体が死んでるってだけで、他の種族とあまり大差ない感じ。



── ブラックハンド遺跡 ──


やっぱりあのリッヂは普通じゃなかった。

まだ死なせる訳にはいかない。

それに助ければ、信頼を得られる。



イエナはドルイドだったのね。

皆、色々な過去を持ってる。

私も早く、誰かに全部打ち明けて楽になりたい。



── テネブラエⅠ ──



ジャスミン……。

あなたは私にとって初めて友人と呼べるべき存在だった。

過去を打ち明ける機会を逃してしまったわ。

今まで嘘をついていて、ごめんなさい。


魂に意思があるって?

とても信じられない。

でも……またジャスミンに会えるかもしれない。



── ブラックハンド遺跡 ──



あのニオスってリッヂはまずいわ。

私の正体がバレるのも時間の問題かも。

何とか信頼を得ないと。



── ロクスソルス キングロブスター亭 ──



こんなに早く邪魔物を片付けて、街を掌握していくなんて。

なんて恐ろしいリッヂなの。

今は力も記憶も失っていて赤子みたいだけど、本来は恐ろしい化け物かもしれない。

用心しておかないと。



── ヘルⅠ アガレスの宮殿 最奥広間 ──


リゴルド。

リッヂにも色々いるのね。

まあ、種族と変わらない。

一番信頼を得るのが簡単そう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ