第一羽:どうなってるんだ
ふんぬあー!
体に力を入れようと叫んだつもりがうめき声すら出やしない。とりあえず意識はあるみたいだが、体も殆ど動かないどうなってるんだ。
今何が起きてるんだ?わけがわからない。こんなこと人生で初めてだ。
やばいまじでどうなってんるんだ??
OK、一旦落ち着こう。俺の名前は入江大地。16歳の超絶スーパーな高校生(自称)
趣味はゲーム。身長は平均程度だ。きっと多分平均のはずだ、決してチビなんかではない。
それにしてもどうなってるんだ。ひとまず状況を整理しよう。
確か数学の授業中に気持ちよく居眠りをしてたら、とんでもない激痛が襲ってきて……もしかして病院で意識だけみたいなあれなのか?いやそんなはずはないと信じたい。だとしたら体が動くのは何なんだ。
まあいい。とりあえずこの状況をどうにかしよう。
やっぱり体は少し動くようだ。まぁ動き放題って訳では無いが……まるで体の周りに硬いものがあってそれに閉じ込められてるみたいな感じだ。
つまり考えられるのは、閉じ込められてるってことじゃないか?
いやどうすりゃいいんだ。
えっとなんですか、つまり誘拐、誘拐だとでも言うのですか。こんな一般的で平凡な高校生しかも女子じゃないを誘拐したって意味はないじゃないですか。どこにそんな物好きなやつがいるんですか。まぁいいここでどんなに嘆いたって状況は変わらない。自分にできることをするしかないのだ。
いやこんな状態でできることもクソもないだろうが!さっき落ち着こうと思ったけど落ち着けるわけ無いだろ!こういうときは、素数を数えるんだ。1・2・3・5。無理に決まっとるやろ、てかそもそも1って素数じゃないはずだし。
はぁひとりでなにしてるんだろ。まぁ言いこうなったら力技だ。とにかく暴れまくってこの謎の箱(?)から脱出してやる。
いくぞ
1・2・3・ダー
お?なんかいまパキッって音したぞ。やっぱり某プロレスラーの掛け声は偉大だな。
よーしもう一度ってあれ?おかしくね?箱でパキって音ってなんだよ。じゃあこれは箱じゃないってこと?
しょうがない色々疑問はあるけどとりあえずは外を目指すしかない。ええいどうにでもなれ外に出られりゃいいんだよ出られりゃ。
いくぞ
1・2・3ダー
おおついに開けたぞ、これでやっと外の世界に……なんかビュービューって音聞こえるし外の世界本当に大丈夫なのか?やばい大人が待ち構えてたり。まぁいいとにかく行ってみないとわからない。ということで、外の世界に行ってみよー




