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23/24

のんびり更新ですが、今年も宜しくお願いします…!!


 それから、俺とサイトはヴァシルドさんの案内で武器屋、防具屋、雑貨屋を回り…あ、店での様子? ハハハ…ゆっくり見て回ってないからね! 巻きで行ったよ、以下こんな感じで。 


 まず、武器屋にて。


 『ちわー! おやっさーん、初心者用の剣、二本頼むわー』

 『ほらよ! 持ってけドロボー!』


 安心して下さい。ギルド証、ちゃんと提示しましたよ。


 『おお! ありがとなー! また今度ゆっくり来るわ!』

 『おう! いつでも来いや。そこのヒヨッコ共もな!』

 

 武器屋のおやっさん。ちゃんと俺たちの事も認識していたようだ。

 

 『は、はい! 剣、ありがとうございます! 大切にします』


 いや、剣は使うべき? ふむ、使いこなせるかなー。


 『ありがとうございます、腕を磨いて今度は自分のお金で買いに来ます』


 おっ、サイト。流石、剣聖だ。まだ初心者用の剣を持ったばかりだけどな。


 『さあ、次に行くぞー!』


 今更だが。武器屋はヴァシルドさん馴染みの店だったようだ。


 『ここだぜ!』


 それから、数歩ばかり歩いた先にあった隣の店に入る。


 『ちわー! おやっさーん、冒険者ギルド登録者用皮の手袋、二セット頼むわー』

 『ほらよ! 持ってけドロボー!』


 防具屋にて。ちわー! は、もう正式な挨拶なのかな? そして、持ってけドロボー! も挨拶なのか? 馴染みだからこそできる挨拶だろうな。


 それから武器屋での会話を防具屋に変えただけの会話の後。またまた足早に、次は雑貨屋へと向かった。流石に雑貨屋は防具屋の隣、という事はなく。道中、何でそんなに急いでいるんです? とヴァシルドさんに尋ねてみたら。

 

 『そりゃ、お前ドン・グリラの灰汁アク取りをしなきゃなんねぇからな! 灰汁を取らねぇとコレは美味くないからなぁ』


 まさかのドン・グリラだった。彼らは(いや、もしかしたら彼女か? そもそも性別…あるのか?)今も元気に脱出を試みるべくバシバシとカゴに体当たり…いや、カゴの中で飛び跳ねている。


 『トーゴ? 雑貨屋に着いたよ、おーい』

 『ハッ!? あれ、雑貨屋? もう着いたのか? いつの間に?!』


 俺の顔の前で。サイトがヒラヒラと手を振り呼びかけてくれていた。


 そして雑貨屋で農業用エプロン(丈夫そうな布で作られたエプロンだ)と。初心者用のジョウロ(これは何で初心者? と思っていたのだけど、サイズがめっちゃ小さかったんだよ…アレだよ、小さなお子様が砂場で遊ぶ時に使うゾウさんジョウロ的なアレだったんだ…。何か魔法で内容量やら水をまく範囲の改造が出来るらしい。ただし、改造を依頼する場合。べらぼうに高い料金が発生するらしい)を受け取り、他に生活雑貨的な物を色々と買って(タオル? 手拭い? とか他に石鹸とかね。石鹸は薄い灰色みのある白くてゴツい、煉瓦かな? みたいなやつだった…。お約束かもしれないけど良い香りのする花の形の石鹸とか作れたらバカ売れしそうな予感がする。)後はウチの畑と相性が良さそうな野菜を調べたいから、野菜の種も数種。果物の木の苗を三種、一本ずつ購入し、アイテムボックスへとしまい込み、それからサクサクと帰路に着いた。


 途中、屋台で薄く丸い形で(ピザか? と最初思った)焼いた生地に葉物野菜と、トマト? らしき野菜、ベーコンに謎のオレンジっぽいソースがかかった物が、半分に折られた生地の中に包まれている惣菜パン? を一人二つと、溢れないようにと、何かの植物の葉でしっかり包まれた木のカップ(カップはまた次回持って来てくれれば良いよとの事らしい。商売上手だ)に入ったコンソメ(?)スープを購入した後にヴァシルドさんの転移魔法で帰ったから、あっという間の到着だったぜー! って。 これってそんなに急ぐ必要無かったんじゃ…あれれー? ヴァシルドさーん? あれかな? 俺とサイトが道を覚えられるように途中までは歩きにしたのかな? うん…そうだよね。きっとそうに違いない。


 「そんじゃ、オレはドン・グリラの下拵えをしてくるから、キッチン借りるなー」

 「ハーイ、ドーゾー」


 グツグツ煮て、せっせと灰汁を取るんですね、わかります。しかし、ヴァシルドさん。ホント庶民派? 王族だよな。


 「えっと…俺は、せっかく剣を貰った事だし向こうで素振りとかしてみようかな」

 「おっ、良いねぇ!」

 「トーゴも一緒にやるか?」

 「いや、俺はいいや。今から畑を作るよ」


 雑貨屋の店主さんに、種とか買った時に聞いてみたんだけど、畑を耕すならクワか土魔法だね、と言っていて。他にも野菜や果物の育て方を聞いたらザックリとだけど教えてくれたので、今後、雑貨はここで買おうと思ったのだった。


 よーし、トー(ゴ)さん張り切って土魔法使っちゃうぞー!  密かにテンションが上がっていたので、土魔法で耕してみようと思う。え? クワは買わなかったのかって? 勿論、買いましたとも。いや、ね? 土魔法の属性はあるけどさー。もし、しょぼい魔法だったら…ヤバいだろ? そうなったら笑うしかない。


 そんな訳で。俺は畑にする範囲の場所へ向かい、サイトは皮の手袋を装備して、初心者用の剣を鞘からスラリと抜き出していた。


 サイトは少し驚いたような表情を一瞬浮かべ(多分、俺も抜かれた剣を見て似たような顔をしたと思う)間違っても俺に剣が当たらない場所へと移動して行った。サイト…気遣いの出来る男だ。だからモテるのか? 俺も見習うか。

 

 ちなみに、剣を見て驚いた訳はと言うと。剣は刃の背の方って言うの? 構えた時に上の位置になる部分。そっち側は切れないよう、敢えて刃が潰されているようだったからだ。なんでだろ? どこぞの剣士の剣かね? そんなー、まさかー!


 「さ、俺もやってみよう。えっと、両方の手のひらに集中…」


 すれば良いのか? 独学、いや。ラノベや漫画の知識からだな。スウッと深呼吸をして――…


 「『我は願う。大地を守りし土の精霊よ、この硬き土を柔らかな土へと変えたまえ』」


 …――変化なし! 無駄に厨ニを発揮しただけだった…!!


 (あ、そもそも精霊と契約してないな! って、精霊と契約しないと発動しないパターンなのか? それとも呪文が厨ニすぎるのか? …分からん)


 うーん。詠唱無しでイメージで発動! ってパターンもあるよな。次はそれで、やってみるか。


ここまでお読み下さりありがとうございます…!!


トーゴ、魔法発動させてみたものの不発…!でしたが、次回こそは…!?

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