空の上から
「……百合だー……」
その物語の顛末を見た感想はそれだった。
うーん……ちょっぴり百合だったなぁ……。
女子高生やってた時もしおりに面白いからって言われて、百合漫画読んだことあったけど。
実際、あるんだね。
百合って……。
まぁ……仲良きことは美しきかな、かな。
しおり風に言うなら、とっても良い直弼で、尊み秀吉さんだ。
とりあえずその話は置いといて。
<小さな星>はニクスの願いを叶えて、あの世界には冬の世界が訪れた。
けれど、それだけだ。
あの世界は英雄王、アッシュの世界の未来の世界。
世界は戦争が続いていて。
そこに冬の世界が訪れた。
結果的には、その事で、世界は戦争をする暇が無くなり、平和になりました、まる。
ん……?
「<小さな星>は必ずしも悪とは、限らない……?」
そんな疑念が湧いてくる。
そして、あの紅いローブの少女。
あの少女は、確かに刹花の世界にもいた少女だ。
何故あの少女は<小さな星>に願いを叶えさせようとしているのだろう。
分からない。
分からないけれど。
何処かがおかしいと感じた。
何かが食い違っていると感じる。
とりあえず、私は暖炉で二人寄り添う姿をぼんやりと見つめながらこう告げる。
「……二人の世界に、暖かな温もりを……」
―――
「暇だーーーーっ」
ソリスが暖炉の前の椅子に座ってそう叫ぶ。
もはやこれは年中行事だ。
私は編み物を編む手を止めて。
太腿の上で丸まっているキララをそっと床に降ろして。
ソリスの傍まで歩いていき。
そっと、ソリスを抱きしめる。
「……これで、満足?」
ソリスは真っ赤な顔をして私からそっぽを向きながら。
「……満足」
そう照れ臭そうに応えてくれる。
未だに世界は冬の世界に閉ざされているけれども。
世界は温もりで溢れていた。
―――
「さてっと……」
私は、うーんっと命一杯伸びをする。
今度は、どの世界の話を見るべきだろうか?
うーんでもなぁ……。
やっぱりなんか気になるんだよなぁ……あの紅いローブの女の子。
とりあえず<小さな星>にまつわる物語を読み進めれば、何かが分かるだろうか?
そう思いなおし私は三度<小さな星>にまつわる物語を読み始めた。
これは、青い空の下、繰り広げられる恋物語……『向日葵』。
ご感想・評価ブクマ等ありがとうございます!
評価★1やブクマをぽちっと押してくださるととても嬉しいです。
今後ともよろしくお願い致しますm(__)m




