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幼き愛花の
この小説は、zzzが中学生の時に書いたもののリメイクです。
多少、エッセンスを加え、今の文章力で書いたということ以外は、全て当時のままにしました。
これは記憶だ。曖昧で、霧のかかったような、不確かな記憶。
記憶の主は愛花と呼ばれた。
――若い女性の声。
「■■もしも■■■え? ■■」
声にノイズが掛かっている。
「■■そんな■■■■愛■■■」
顔が冷たい。雨だ。だが、雨とは別の水の音も聞こえる気がする。
愛花は女性を見上げた。
「■■■■■うちの■■■は天パ■■身長は■■■■」
携帯電話を耳に当て、乱暴に髪をかき上げる。その動作が印象的だ。
「■■分かっ■ますよね■■■」
急に声に元気がなくなった。
「愛■■■家に■って■■■■■■引いちゃう」
愛花は女性の声に促され、家に入った。
「■■■■■■■■■愛■」
後ろで女性のすすり泣く声が聞こえる。
「お母さん」
愛花自身の声。
ここで記憶は途切れている。




