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第3章 「黎明は遠く、風は嘆きの歌を歌う」(1)


 欠け始めた月を背に立つ姿は、あたかも(つるぎ)そのものが人の姿を象ったかのように見えた。



 束の間の静寂が滲ませたのは、安堵と期待、そして掴みどころのない不安――

 ロットバルトは無言でその姿を見上げた。

 今どのような状態にあるのか、帰還の安堵よりもその強い懸念がまず初めに浮かんだのは、月の光に照らされた姿があまりにも無機質に見えたからだ。


 しかし隊士達には抑えた歓喜の声が、初めの不安を掻き消して広がっている。

 あの剣とあの存在が何を意味するのか――、それは三百年前の大戦で風竜を倒したのが誰か、そこに根差すものだ。


 骸の竜もまた。




(つるぎ)――』


 風が謡う。

 その音色はどこか柔らかく、郷愁の響きを含んでいた。


 あれはかつて(・・・・・・)自らを(・・・)滅ぼした剣(・・・・・)。そして――


 喉元に呼び込んだ光が膨れ上がる。

 風竜が(あぎと)を開いた。

 圧倒的な圧力と共に風が迸り出る。それは夜の中で輝く一筋の光条に見えた。全てを砕き引き裂き潰す、恐るべき塊。

 月へ――


 その前方に立つレオアリスの姿が、一層の青白い光を纏う。

 足がハヤテの背を離れ、右手の剣が迫る白光――風の塊へと振り下ろされた。

 刀身が風を捉える。触れた瞬間、レオアリスの右腕が剣を握った拳から肘へと裂傷を走らせ、肩へと抜ける。

 吹き上がった血が風を赤く染め――だが、剣はまるで風そのものに実体があるかのように、塊を二つに切り裂いた。

 風は分かたれた先で月の光を纏い、白く輝き、拡散する。

 第二大隊も、第三、第一大隊も区別などまるでなく、空を見上げる隊士達の上へと旋風が吹き下ろし、飛竜の翼を、隊士の身体を、容赦なく巻き込み煽る。


 カラカラと、骨が鳴る。

 風竜が翼を叩き、巻き上がった突風がレオアリスの身体を弾く。そのまま風竜の巨大な躰が躯の翼を広げ、ぐうっと夜の空を上昇した。緩やかに見え、急激に迫る。

 風に煽られたレオアリスへとハヤテが滑り込み、主の足が背に着くと同時にその身を捻り、レオアリスの身体を再び宙へと浮かせた。

 剣光が見上げる瞳を眩ませる。レオアリスは自らが落ちる速度を剣に乗せ、迫る風竜の額めがけ、両の手で逆手に握った剣を突き立てた。

 額を貫くかと思えた切っ先は、寸前で風の膜に阻まれ風竜を捉えていない。

 風の膜が膨れ上がり、レオアリスの身体が弾かれる。


 セルファンは宙へ投げ出されたレオアリスへと飛竜を駆った。レオアリスは意識が無いのか、足掻きもせず落下するだけだ。

 風が王城を包んで唸り、震わせる。

 風竜を中心に、風が嵐のごとく渦巻いた。


「退け! 庭園に降りろ!」


 張り上げたセルファンの声は吹き荒れる風に阻まれて自身の耳にすら届かず、膨れ上がった風に触れた飛竜が騎手もろとも裂かれ、あるいは翼を巻かれて背後の飛竜と衝突し、落ちて行く。

 唇を噛みしめ、セルファンは飛竜から身を乗り出しレオアリスへと目いっぱい手を伸ばした。


「レオアリス、掴まれ!」


 半ば閉じていた瞳が上がる。軍服が血に濡れ、月の光を弾いている。

 レオアリスはセルファンを認め、左腕を持ち上げかけた。

 その動きが半ばで止まり、セルファンは凍る手が心臓を掴む感覚を覚えた。


「もっと」


 手を伸ばせと言いかけた時、吹き荒れる風を掻い潜り、ハヤテが再びレオアリスをその背に掬い上げ、旋回した。

 ハヤテの上でレオアリスが膝をつき、身を起こす。セルファンは心臓の冷たい感覚が何故まだ続くのか、それを払う為に首を振り、部下を振り返った。


「――退け! 風竜の制空圏から離脱しろ!」





「ロットバルト――以前上将がビュルゲルと戦った時を、覚えているか」


 逆巻く風に腕をかざし、ともすれば浮き上がりかける身体を保ちながらも、けれどグランスレイもロットバルトもなお、視線は上空から逸らさなかった。


「覚えています」


 グランスレイの意図はすぐに飲み込めた。そして二人もセルファンと同様に、冷たい手が心臓を掴むように感じていた。

 僅か半年前、三の鉾のビュルゲルと水上で相対し、レオアリスは滑空するハヤテの背を足場に戦った。

 だが、今のレオアリスの動きはその時とは違う。


 動作が最小限に抑えられている。

 つまりは、自身の筋力はほぼ使われていないように見える。

 苦痛を抑える為か――、それとも、動かせないのか(・・・・・・・)


(そこまでは……)


 空の中をハヤテが風竜の上空へと駆け上がる。

 ハヤテの背を離れ、レオアリスが剣を打ち下ろす。

 風竜の風と青白い剣光がぶつかり、激しく夜を震わせた。

 王城の尖塔が風に触れ、巨大な斧を振るったかのように断たれた。鋭利な断面を覗かせ、雪崩れ来る風と共に、ゆっくりとした動きで庭園へと傾ぐ。


「退避しろ!」


 グランスレイが振り上げかけた腕は、背後の館を示す途中で止まった。渦巻く風はまだそこにあったが、覆いを被せたかのように周囲の空気は凪いでいる。驚いて見回した庭園の樹々や植栽は、つい先ほどまでの風の名残に身を揺らしているだけだ。


「これは――」


 頭上に光を感じて振り仰げば、風竜との間の空に白い法陣円が合わせて四つ、傘のような姿で広がっていた。

 それを確認するのとほぼ同時に、どこか場違いな年若い声が耳に跳ねた。


「もうこれ以上何があっても驚かないと思ってたけど、これはさすがに驚いた」

「アルジマール院長!」


 小柄なアルジマールが、被きの下から空を見上げながら庭園を歩いてくる。


「凄まじいな、これだけの風威――あれは風竜かな? 骨になっちゃってるけど、でもこの目で伝説の風竜を見られるなんてこんな機会――、いや」


 グランスレイ達の前まで来たアルジマールはやや興奮気味に空を見上げながらも、今はその時ではないと考えたのか、戻した面は厳しく引き締まっていた。

 クライフが腕を伸ばし、アルジマールの法衣の肩を掴む。


「院長、上将を――あんな戦い方じゃ()たねぇ!」

「うん、判ってる。防御陣は作った」


 返る響きが思いがけない苦悩を含み、クライフは思わず掴んだ手を緩めた。被きの下に除く瞳は夜の中に虹色に発光している。


「彼は退くべきだ。今あんなふうに動いちゃいけないんだよ」

「け、けど、風竜を倒せるのは、上将ぐらいしか――そうじゃなければ、院長、あんたが」

「僕もさすがに一人じゃ辛い。街への被害を防がなきゃいけないし、ただでさえこの二日、大仕掛けを用いすぎててね。だから余計、誰も彼を退かせてあげられることができない」


 それからアルジマールは独り言のように呟いた。空を見上げる。


「けど何だろう――あれは……、そうだな」

「院長?」


 アルジマールの視線の先を追って見上げた空で、叩き付ける風がアルジマールの張った防御陣を震わせる。その都度防御陣は雷鳴の如く白く輝いた。

 被きに隠れたアルジマールの面が陰影を濃く揺らめかせる。


「何故()は、ここに現れたのかな」








 一太刀ごとに鋭い痛みが生じ、神経を震わせる。押し出される血液の流れに乗って全身に伝わる。

 それは自分が無責任に動いた――その結果であり、代償だ。

 ファルシオンはどこだろう。

 庭園の上に姿が見えない。

 湧き起こる感情は恐怖に似ていた。


 自分は、何をしていたのか。


 幾つもの感情が心の中に膨れ上がり、渦巻いている。

 それはどこまでも広がり、脈動する痛みと共に重く手足を絡め取るように感じられた。








「何だ、あれは――」


 トゥレスは割れた窓の向こうを睨み、眉を潜めた。

 学習室はほんの半刻前に通路に入った時と様相が一変し、床に散乱した砕けた硝子片が、絨毯や彼等が落とした書物の上をうっすらと覆い光を弾いている。

 風が鳴る音が辺りを圧し、そして窓の外に広がる空には、巨大な光る竜が浮かんでいた。

 光ると見えたのは、その全身が白い骸を晒しているためだ。何故あれが動くのか、自分の見ているものが信じ難い。


「何があった」


 残していた隊士の顔は、夜目にも血の気が引いている。


「ふ、不意に現れました。初めは、西方公が現われて――あの竜は、西方公が呼んだのだと」

「西方公――」


 瞳を細め、躯の竜を睨む。


「これは想定外か」


 何かしらの動きはあるのだろうと踏んではいたが、想定外に過ぎる代物だ。ここを出た時に待っているのは第一大隊か第二大隊、いずれかだと考えていたが――


(西方公と骸の竜とは)


 トゥレスは後方の二人を背中に意識した。全身を法術衣に覆い、口元まで顔を隠した二人の男だ。


「――王太子殿下をお守りしろ」


 ファルシオンは再び開いた書棚の入口に立ち尽くし、金色の瞳を瞠り、空を見つめている。

 トゥレスは庭園に面した扉へ近寄り、上の蝶番が一つ外れて傾きかけているそれを押し開けた。

 隔てる壁一つ失っただけで骸の竜の姿が視界一杯に迫り、その全身から放たれる圧力が物質として壁がそこにあるかのように、踏み出す足を重くする。

 時折空に浮かんだ法陣円が光を放つ向こう、躯の竜が長い首を伸ばした上空に、一つの影があった。

 その姿は、そこだけ周囲の空から切り抜いたように感じられた。


「――レオアリス」


 戻った。


(そうか)


 レオアリスが飛竜の背を離れ、その手の剣が青白い光を放つ。

 遠巻きの空におそらくトゥレスの部下と、そしてセルファンの第三大隊の飛竜がまばらに浮かんでいるが、ただそれは夜の空を彩る星の影と変わらない。

 王城の周辺、山のすそ野のように広がる街の上を、今庭園の上にある防御陣と似た光が連なり覆っている。あれは誰が張ったものか――だがその光こそが、風竜の風に対し防御に徹するしか手が無い事を示しているかのようだ。


 今ここで、あの化け物じみた存在に相対できるのはあの存在しかないのだという、厳然とした冷徹な事実。

 目の前の戦いは、トゥレスには届くべくもないものだ。

 余りに掛け離れ、それだけに最早ひたすらに美しいと、そう思う。

 一振りの剣に純化する。

 自分が自分である事を悔いた事も否定する気もなかったが、その在り方はトゥレスへ、ただ憧憬を与えるものでもあった。

 今、自分の中にあるものが何か――


「満足しそうだ」


 呟く。


「レオアリス――!」


 ファルシオンが駆け出し、二人の隊士が小さな体の行く手を阻む。ファルシオンは空の一点を見つめたまま身をもがいた。


「はなせ! ……レオアリス!」


 トゥレスはその面を見つめ、微かに笑みを浮かべた。

 幼い、切実な想いの篭った叫びが渦巻く風に散る。

 吹き散らされたはずのその声が届いたのか。


 レオアリスは激しい風の中で、確かに面をファルシオンへと向けた。




「――ファルシオン殿下!」


 気付いたグランスレイが身体ごと向き直る。

 その横に立つロットバルトの姿を見て、トゥレスは息を吐き、口の端を上げた。


「キルトは一足早かったか」


 グランスレイが片手を上げ、その合図と共にトゥレス達の前面を囲い、第一大隊の二小隊、百名が半円に広がった。

 トゥレスの左右に、第二大隊の隊士およそ六十名が剣を構える。ファルシオンとハンプトン達を十名の隊士と、二人の法術士が囲んだ。







 声がした。

 自分の名を呼ぶ声だ。

 レオアリスはその声の主を探して瞳を向け、震えるほどの安堵を覚えた。


「殿下――」


 ファルシオンの姿から目を逸らし、風竜へと転じる。

 あと一度。

 ハヤテはレオアリスの伝えた意志を拒否するかのように、風竜の上を旋回した。


「ハヤテ」


 低く促すと漸くハヤテが身体を捻る。レオアリスはハヤテの背を離れ、風竜へと落下しながら剣を掴む手に力を込めた。

 青白く光る刀身が風を切り裂き、風竜の右の翼の付け根を捉える。剣から伝わる細かな振動が全身に無数の痛みを伝える。

 風竜が纏う、風の盾――

 身体の周囲で絹糸で編んだような白い膜が光を発した。それが誰かが――恐らくアルジマールの張った防御陣だと、頭の片隅で言葉を掴む。

 レオアリスは奥歯を噛みしめて呻きを堪え、なおも右手に力を込めた。剣を握る腕の血管が破れ、血が赤い霧になって吹き散らされる。


 刀身は、渦巻く風を少しずつ切り裂き始めた。

 風竜が咆哮を上げ、夜を、世界を震わせた。









 屋敷全体が揺れているように感じられた。振動に合わせ、砕けて落ちた硝子の欠片が絨毯の上で微かに触れ合い鈴のような音色を立てる。

 エアリディアルは藤色の瞳を瞠り、硝子を失った窓の外を見つめていた。彼女から見える空は、黒く、だが様々なものが渦巻いて歪んでいる。

 自分の手の甲に冷えた指先を感じ瞳を落とすと、傍に立つ母が、エアリディアルの手に自分の手を重ねていた。それで漸く、エアリディアルは自分が両手を痛いほど組み合わせている事に気が付いた。


 白い面を室内に戻す。

 目の前に立ちはだかっているのは、近衛師団第二大隊の隊士達と、被きを目深に被った二人の法術士だ。

 第二大隊中軍中将フェダークと名乗り二人の保護を宣言した隊士は母の正面に立っている。その手には床へ向けて降ろされてはいたが、まだ抜き身のままの剣が握られていた。

 彼の部下であるおよそ二十名の隊士と、床に倒れている同じ軍服の隊士達――敵同士では無く、憎み合っている訳でも無く、それなのに彼等は剣を交え、血を流した。

 エアリディアルと王妃の左右には、まだ五人の警護官が隊士等へ剣を突き付けていたが、彼等もまた傷を負い、辛うじてフェダーク達と向かい合っている状態だった。


 もう誰にも傷付いて欲しくはない。

 傷付く必要ももう無い。

 自分の懐には、一振りの短剣が収められている。

 父王が戻らないだろうと伝えられた時に、それでもなお使えなかったものだ。

 今はその短剣が唯一の手段であり、自らのなすべき責務だった。


 短剣の鋭利な切っ先を意識する。

 ただ一つ、どうか幼い弟を――ファルシオンを守って欲しいと、その事を強く願う。願うと同時に、エアリディアルはそっと笑った。


(わたくしは誰かに、願ってばかり――)


 母の――王妃の指先が、エアリディアルを促す。王妃の足元には、倒れて動かないドナートの剣が刀身を晒して落ちている。

 今なら、フェダーク達の注意は半ば窓の外に向けられている。傍らの警護官達もだ。


 息を吸い込み、母の手を握り返す。

 王妃がエアリディアルの指先を包んでいた手を離し、その手を落ちている剣へと伸ばした。


「王妃殿下?!」


 エアリディアルは懐から短剣を掴み出すと、鋭い切っ先を自らの喉に突き立てた。









 アーシアの背中の上で、アスタロトは瞳を開けた。

 マグノリア城の塔ではなく、夜の中だ。

 遠い王城の影。


 渦巻く風が月の光を拡散し、その中央に巨大な白い躯の竜を置き、そして青白い光球とその光に包まれたレオアリスの存在が、はっきりと感じられた。

 息を飲んで見つめ、身を起こす。吹き来る風が全身を叩き、揺する。


 レオアリスが纏う青白い光が激しく輝きを増し、同時に危うく揺らぐ。


「レオ―― !」









 脳裏で激しい光が明滅する。それは右腕から伝い、そしてまた鳩尾から沸き起こる激痛が引き起こすものだ。

 苦鳴を堪え切れず、食いしばっていた唇が解け、レオアリスは叫び声を上げた。


 剣が風を打ち破る。

 輝きを増し、そのまま風竜の右の翼の付け根を断った。


 白い骸の翼が、ずれる(・・・)


 食い入るように見つめていた隊士達が歓声を上げかけ――、

 だが、断ったと思われた翼は、ゆるりと風を孕み、そして突風を巻き起こした。

 レオアリスの身体が突風に飲まれ、空全体を渦巻く風が覆い尽くす。



 剣の光が明滅し、薄れ、剣が手から掻き消える。


 そのままレオアリスの身体は、何の抵抗も無く落下した。









「妃殿下――、王女殿下!」


 驚愕の声を上げたのは、第二大隊のフェダークだ。その場に立ち尽くし、咄嗟に剣を突き付ける事も忘れ、彼等を見た。

 エアリディアルと王妃を、ではない。その傍らの男を。


「――えっ……」


 エアリディアルは自分の喉に突き立てたはずの剣ではなく、横から喉に当てられている剣を、瞳を見開いて見つめた。

 傍らの王妃もまた、剣を拾おうとした中腰のまま、何が起こったのか理解しきれていない面で自分へと突き付けられている剣と、後ろから肩を抑える手を見比べた。

 二人に剣を向けているのは、三人の警護官だ。


 そう、先ほどまでエアリディアル達を守ろうとしていた、警護官のはずだった。









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