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遠山くんと不愉快な高校生活  作者: 伊集院JACK
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遠山くんと部活

それはいつも見かける大きな橋だが、今はすごい渋滞が出来ていた。

「なんだ?これ!?」

パニックになる俺。当然といえば当然だが、理由は別にある。橋そのものが燃えていたからだ。一瞬で察した。それが超能力の仕業によるものだと。

「あー疲れた」

帰宅した。いろいろ聞き込もうとしたが直前に俺にそんなコミュ力はないことを思い出したので帰った。まあ明日森島にでも話してみるか。そんなことより、明日のモーリス暗殺計画と立てるぞ。

「よし!」

そう言って自分の机に向かいモーリス暗殺計画を真剣に考える。誰かが階段を登ってくる音がする。

「勇之輔!入るよー」

俺が返事をしていないのに勝手に入ってきたのは姉の遠山彩だ。

「俺まだ返事してないぞ」

「固い事言わないの。そんなことよりあんた部活入ってる?」

「いや」

うちの学校は部活動についてはかなり規制がゆるい。だから存在する意味がわからない部だってたくさんある。

「じゃあさ勇之輔。私が入ってた部活に入る気ない?」

「嫌だ」

「あら、即答ね。」

「ちなみになんていう部なの?」

「えっと茶道部」

「なんで俺を入れようとするの?」

「え?もう部員少なくて廃部寸前なのよ」

「わかった。考えてみる」

「よろしくねー」

「いやまだ考えるって・・・

『ドンッ』

俺が言い終える前に出て行った。茶道か、明日行ってみるか。

それにしても明日はやることが多いな。森島に話とモーリスの暗殺と茶道部の見学とモーリスの暗殺と、あれ?モーリスの暗殺二回言わなかった?まぁ二回くらいがちょうどいいか。

~朝~

森島はすっかり輪の中に入って話しかけれないのでまとめて放課後にやるとするか。

~放課後~

茶道部の教室へ向かう。以外に自分のクラスと近かった。

「失礼しまーす」

入っていくと見慣れた顔が二つあった

「森島!、モーリス!」

「「遠山(トーヤマ)!?」」

「なんでお前らここにいんの?」

「わ、私は、「和」が好きだから」

菓子目当てだろ絶対。証拠にお前の座っているところだけに、モーリスの5倍くらい和菓子の袋が散乱してるし。この食いしん坊め!!

「ボクハニホンノブンカダイスキデース(訳:僕は日本の文化大好きデース)」

お前そんな「外国から来ました。テヘッ」みたいなキャラじゃねーだろ。お前のキャラは日本語も英語も微妙な低スペックハーフだろうが!

「で?遠山は何の用なのよっ」

「俺?俺は・・・入部希望だ」

「「入部希望!?(ニューブキボー!?)」」

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