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時すでにあの愛は過去

作者: 詩音

もうあの人のために流す涙は枯れてしまった。

あの人を愛しているかも、もう分からないくらい感情が麻痺している。


確かに愛していた。

その感情を過去にしたのはきっとあなたのせいよ。


「愛しているんだ、真矢……。」

やめて、そんな切ない声で私を呼ばないで。


「真矢、真矢。」

もうあなたにあげられるようなものは私にはない。

だからもうここで


「お別れだね。」

今さら気づいても、もう遅いのよ。

私の中ではもうすでにあなたは、過去。


相手が何したかは想像にお任せします。

きっと女の人はたくさん愛しすぎて疲れたんでしょうね


人間やっぱりあげた分くらいはほしいものですよ………多分←

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― 新着の感想 ―
[良い点] 切ないですね。
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