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0話ー序章ー
前々から書きたいと思っていた中二的バトル小説!バトルものじたい初めてですが、率直な感想をお願いします!
「この鍵は、禁忌の扉を開いて願いを一つだけ叶えることができるものだ・・・・」
男は少年に鍵を見せながら囁く。しかし、少年は光を失った目をしたまま動かない。
しかし、男は続けるー
「だが、禁忌を犯すことは罪だ・・・・・だから、」
男はそこで一度言葉を切った。そして、
「罪人となり、罪の力を背負う覚悟があるのならばこの鍵を使え・・・」
そう言い、男は少年に鍵を渡した。少年は一度鍵を見て、つぶやいた
「なん、でも・・・叶うの・・・?」
「あぁ・・・なんでもな」
男の答えを聞き、少年は手を震わせながら虚空に鍵を向け言った
「俺の願いは・・・・・・・--」
その日、少年は禁忌の扉を開き罪を背負った。