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氷の記憶と不滅の者  作者: たなみた
1章

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8/31

1-8 赤

「さてと。やりますか」

 気怠そうに銀世界を歩く。武器である刀を抜き、体に冷気を帯びていく。

 無防備に見えるモルテに容赦なく矢の雨が浴びせられる。しかし刺さることはなかった。何かに弾かれているように逸れていく。氷の塊だ。モルテの周囲を守るかのように浮遊している。

「そこ」

 氷の塊を飛ばす。飛ばした方向に苦悶の声と倒れる音が聞こえる。矢の方向から敵の位置を探っていたのだ。

 刀を敵の首筋に当てる。

「何が目的ですか?」

「俺は何も知らされてない...命令されただけで...」

 嘘はついていないようだ。

「誰が命令したんです?」

「...」

「答えないのなら生かす理由はないですね」

「...ハイス」

「...なるほど。合点がいきました」

 次の瞬間、氷柱が敵の体を貫いていた。

「な...んで...」

「答えてくれたら生かすとは言ってないんで」

 銀世界を赤く染めていく。

「マレク...」

  モルテは思いつめたような表情でぽつりと呟いた。

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