表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷の記憶と不滅の者  作者: たなみた
2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/31

2-4 痩せ我慢

「は――」

 予想外の一言に言葉が出てこなくなるセイラ。みるみる顔が赤くなっていく。

「!ハイスの気配だ。俺が時間を稼いでくるからその間に逃げてくれる?」

 セイラの心境を理解せぬままナハトは淡々と告げる。

「そんな!その怪我で置いて行けるわけ...」

「大丈夫。ここはカッコつけさせてよ」

 にこりと微笑むナハト。セイラは気づいてしまった。彼がセイラに心配させまいと笑っていることに。その想いを無下にすることはできない。

「...分かった。どうか気を付けて!!」

 自分がいても足手まといだ。今は逃げるしかないとセイラは駆け出す。それを一瞥したナハトは剣を支えに膝をつく。

「っは...ぁ...ぐ...」

 (カッコ...つけすぎたかな...)

 ナハトは必死に呼吸を整えながら気配のする方へ目をやる。

「息も絶え絶えじゃないか。今楽にしてやろう」

 手に炎を纏いながらゆっくりと近づいてくるハイス。

「ちょっとは休ませてほしいな...」

 ナハトは左目から滴る赤い液体を指で拭いながらハイスの前に立ちはだかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ