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決闘の刻:オズワルドVSフレア

魔法闘技場では、オズワルドとフレアが対峙していた。周囲には興奮した生徒たちが集まり、二人の勝負を見守っている。


「へへへ…最初から本気でいくからな。」フレアは挑戦的に笑う。

「僕こそ、速攻で終わらせてやる!」オズワルドも負けじと宣言した。


観客の生徒たちはひそひそと話し始めた。

「オズワルドって、普段はもっと大人しい感じだけど、今日はなんだかやる気がすごいな。」

「噂だと、この勝負に勝った方が、あの女の子と付き合えるんだってさ。」

「えっ、マジかよ?あの子凄く可愛いもんなあ。」



「な、なんですって?」

その言葉を耳にしたエルフィールは驚き、グリンディアの方を見た。


「オズ…」グリンディアは心配そうに試合を見守っている。

エルフィールは、グリンディアの様子にただならぬものを感じた。

(まさか…本当にそうなの?)



マシュ先生が静かに立ち上がり、手を挙げた。

「それでは、魔法力勝負を開始します!」


合図と同時に、オズワルドは鋭い表情で魔法を発動し、氷の塊をフレアに向けて全力で投げつけた。フレアはその一撃を間一髪でかわす。

「ふーっ、危なかった!」


驚きの表情を見せるオズワルドに、フレアは笑みを浮かべる。

「俺は、ジェリコみたいな甘ちゃんじゃねえぞ。」



フレアは、魔法力勝負では肉弾戦を取り入れることにこだわり、何度もその形式で戦ってきた。

それは常に実戦を想定しているからだ。そうした戦いの中で、彼の集中力は次第に研ぎ澄まされていった。



「今度はこっちもいくぜ!」

フレアが反撃に出た。彼も氷の塊を作り、オズワルドに向けて投げつける。


「えっ、あれは…オズの技?」

グリンディアは驚きの声を上げた。


「へへへ、便利な技だからな。使わせてもらうぜ!」

フレアがにやりと笑う。


だが、オズワルドも負けていない。彼は驚異的な身体能力を活かしてその攻撃を華麗に回避した。



「よく避けたな!だが、俺はこれだけじゃ終わらないぜ!」

フレアの手には、いつの間にか火の玉が現れていた。


「くらえ!」フレアはファイヤーボールをオズワルドに向けて放つ。凄まじいスピードで迫る炎を、オズワルドは素早く反転してかわし、その勢いで氷の塊を全力でフレアに向けて投げ返した。


「ぐっ!」フレアの腹にクリーンヒットし、彼はよろめいた。


「やるじゃねえか…!ヒール!」

フレアは回復魔法を唱え、負ったダメージを癒やそうとする。



グリンディアは、指で円を作ってフレアの魔力を測り始めた。

「む…8000か。この前オズが戦った相手より高い…」

彼女の表情には不安が漂っていた。魔力値も実戦経験もオズワルドを圧倒するフレアに、果たしてオズワルドは勝つことが出来るのだろうか。



オズワルドは、逃げるフレアに氷の塊を投げ続ける。しかしフレアは巧妙にフェイントをかけながら、それらをかわしていく。だが次の瞬間、オズワルドは猛烈なスピードで接近し、フレアに打撃を見舞った。



フレアはよろけながらも両手を叩き、魔法を唱える。

「閃光!」


眩い光が放たれ、オズワルドの視界が奪われる。

「うわっ!」


「貰った!」フレアは氷の塊を作り、オズワルドの頭にクリーンヒットさせた。

続けざまにいくつもの氷の塊を作り、オズワルドに投げつける。オズワルドは防御するのが精一杯だ。



「オズ!!」

思わずグリンディアは指から光線魔法を出しかけたが、必死に自制した。

「駄目じゃ…これはオズの勝負じゃ…」



彼女の目は鋭く光る。

「それに、オズにはまだ“あれ”がある…!」



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