表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の日常⑤  作者: fox1001
4/8

病は気から

 よく病は気力でなおすんだというが、どうしようもない病気や難病だってある。

 私は精神障がい者になる前は、普通に生活していた。

 何ら変わらない日常生活を過ごし、仕事も普通にこなしていた。

 しかし、仕事へ行く不安と仕事量が増えてきて、責任感が大きくなり、休みがちになってしまった。


 前職は介護をやっていて、お年寄りの介助を只管行っていた。

 最初はまあ自分でもこれくらいはできるだろうと高をくくっていたが、仕事上で、ミスが増えて、叱責されて、テンションが下がる毎日。

 段々ストレスがたまり、暴発しかけたこともあった。


 自分は仕事に向いていないのではないかと、ふと思い始めた時期もあった。

 ミスが増えていくたびに、イライラしたり、怒りがふつふつ湧いてきたりする日々が続いた。


 やがて、仕事を休みがちになり、傷病手当金を貰いながら、生活する日々もあった。

 決して、多い支給額ではなかったが、それなりに生活を楽しんだ。


 今は、精神障がい者になって、少しだけ身軽になった。

 手帳も持っているし、かかりつけ病院での医療費も安くて、すんでいる。

 この世界にはきっと多くの障がい者がいるに違いない。


 その人たちのことを無碍にしないでほしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ