【三十年後】三十年後の市民から見た博物館
博物館ネタは多分ラストかな
名無しの市民さん
ワイ、初めて終戦記念博物館を訪れて満足。
名無しの市民さん
つまりセンター近辺の出身じゃないな。特定しました。
名無しの市民さん
なぜ分かった。
名無しの市民さん
センター近辺の生まれならガキの頃に親同伴で一回。学生の行事で一回。それ以外でも何らかの理由で一回くらいは行くはず。
名無しの市民さん
覚えがありますねえ。
名無しの市民さん
俺も俺も。博物館の外装と一緒に写ってる子供の頃の写真が家にある。
名無しの市民さん
つまり君達は戦後生まれなんだね。特定しました。
名無しの市民さん
ぎくり(*'ω'*)
名無しの市民さん
ぎくりもなにもバレバレっすね。
名無しの市民さん
三十年も経てば、社会の中心は段々と戦後生まれになる。
名無しの市民さん
あそこ、トータルの入場数ってどれくらいなんだ?
名無しの市民さん
気が遠くなるから考えない方がいいレベルだろ。
名無しの市民さん
軍関係者になってからまた一回行くのが義務みたいなもんだしね。
名無しの市民さん
博物館の職員より詳しい奴が混ざってるとかなんとか。
名無しの市民さん
携帯端末の通話相手に、ずーっとこれはこんな感じの展示物なんだよって話してる、車椅子に乗ったおっさんがいたわ。端末から処置なしって単語が聞こえてきたけど、まさにその通りだと思う。俺が博物館に入って帰るまで同じとこにいたぞ。
名無しの市民さん
戦争世代は濃い人が多いから……
名無しの市民さん
ガキの頃だったから記憶にないけど、日曜日に行ったら人が多すぎたらしい。
名無しの市民さん
ああね。
名無しの市民さん
広い。人が多い。展示物も多い。
名無しの市民さん
全部見ようとしたら三日くらいはかかるからなあ。
名無しの市民さん
俺の時は学生の行事と重なって混雑してた。
名無しの市民さん
懐かしいなあ。バスに乗って皆で行ったことを思い出した。
名無しの市民さん
博物館の内外に、ガチムチな非番の軍人らしき人間がいたから、あんまり素行がよくない同級生も借りてきた猫だった。
名無しの市民さん
明らかに戦争を経験してる古強者もいたからなあ……。
名無しの市民さん
やっぱり纏う雰囲気からして違うよな。
名無しの市民さん
きっとどんな状況でも冷静に戦ってたんだろうな。
名無しの市民さん
せやな。
名無しの市民さん
分からんぞ。あまりにも予想外な出来事には鼻水垂らしてたかもしれん。まあ、麻痺して冷静になってる可能性もあるけど。
名無しの市民さん
そんなアホなw
名無しの市民さん
かっこいい軍人さん達が鼻水垂らしたり顎が外れそうになるとかあり得ないだろ!(# ゜Д゜)
名無しの市民さん
顎までは言ってねえよw
名無しの市民さん
普通のお客さん、おっかない軍人さんらしき人間、いろんな人間と展示物を掻き分けてやってきました。
名無しの市民さん
博物館のメイン、特務大尉に所縁がある展示物!
名無しの市民さん
重厚な靴に、青っぽいバトルスーツがドン! 愛用してた銃がドドン!
名無しの市民さん
まあ、幾つかの例外を除いて基本的に予備なんですけどね。
名無しの市民さん
実物の殆どは本人と共に……。
名無しの市民さん
特務大尉がM.I.Aになるって想定してなかったから、戦時中は使い潰した靴とか普通に処分されてたとか。
名無しの市民さん
特務大尉直々に、これは駄目だって言われたらしい試作レールガンのレプリカがあったのを思い出した。
名無しの市民さん
一発撃ったら壊れたってやつだろw
名無しの市民さん
そんなものまで展示してんのかよw
名無しの市民さん
そういや……ガラスは割らなくても声を掛けてくれたら取り出します。って一文がないなってブツブツ言ってた人がいたような……
名無しの市民さん
俺もそんな気がする。
名無しの市民さん
親父から聞いた覚えがある。緊急時になったら特務大尉が墓から飛び起きてガシャーンするから、その前に言ってくれっていう最後の抵抗が必要とかなんとか。
名無しの市民さん
なんだそりゃw
名無しの市民さん
強化ガラスをどうやってガシャーンするんだ?
名無しの市民さん
そりゃグーパンでしょ。
名無しの市民さん
そんなアホなw
名無しの市民さん
特務大尉に由来する物を隔ててるガラスは特注も特注だろ。
名無しの市民さん
レプリカが含まれていても欲しがる奴は大勢いるだろうからなあ。
名無しの市民さん
そもそも、なんで特務大尉に盗まれるのが確定してる話になってるんですかねえ……。
名無しの市民さん
目につく所にあるからだろ(適当)
名無しの市民さん
万引きする奴と同じレベルの話になった?
名無しの市民さん
知らね。
名無しの市民さん
思い出したんだけど、すんげえロッククライミングエリアみたいなのがあったな。
名無しの市民さん
ガル星人が運用してた超大型多脚戦車の足の一部を模したやつだな。
名無しの市民さん
あれそんなんだったんか?
名無しの市民さん
イエス。当時の人間の一部が、この博物館は特務大尉のことが分かってねえとか言い出して、あとから急に作られたものらしい。
名無しの市民さん
草w
名無しの市民さん
時間が経てば経つほど当時の現場組が偉い人になってコネが広がる。そしたら、直に見た特務大尉はこうだったからと話が盛り上がって博物館の一角が魔改造されていく。
名無しの市民さん
いやあ、思い出補正が増し増しでしょ。
名無しの市民さん
これのお陰で特務大尉の偉業が実体験できるぞ!
名無しの市民さん
でもプロのクライマーが、素手では人類に不可能だと断言したんだから無理だろ。
名無しの市民さん
一人や二人じゃなくてトップ層全員がな。
名無しの市民さん
なお本番では戦場のど真ん中で、砲弾やらプラズマ兵器やらが飛び交い、多脚戦車の主砲の振動で揺れまくり、なにより動いている足を登ってください。
名無しの市民さん
無理ゲー
名無しの市民さん
やっぱ思い出補正入ってるって。
名無しの市民さん
そんでやってきました。博物館のボスことバハムート。
名無しの市民さん
特務大尉エリアと合わせて常に時間制限が設けられてるエリアがこの二つ。
名無しの市民さん
係員さんの口癖は、押さないでくださーい! 時間終了でーす! 次の組が来ますー! の三つとか。
名無しの市民さん
今でもこの二つのエリアって時間制限あるんか?
名無しの市民さん
あるんじゃね?
名無しの市民さん
徹底的に客を管理しないと捌ききれないからな。
名無しの市民さん
当時の僕「ママー。穴がいっぱいあるよー」
名無しの市民さん
マッマ「なにかしらねー?」
名無しの市民さん
パッパ「あれは全部ビームを発射できるんだぞー」
名無しの市民さん
当時の僕「へー」
名無しの市民さん
マッマ「へー」
名無しの市民さん
ジッジ「うっ。頭が」
名無しの市民さん
急に出てきた爺さんはどうしたんだよw
名無しの市民さん
詳しく話してくれなかったけど、どうもなんかの形で関わってた疑惑があるw
名無しの市民さん
噂では博物館周辺では頭痛薬と胃薬の売り上げがいいらしい(*'ω'*)
名無しの市民さん
本当かよw
名無しの市民さん
それにしても綺麗な青色装甲だった。
名無しの市民さん
だなー。
名無しの市民さん
センターの周りを行き来してたら、もっとデカい方の青色も偶に見かけるぞ。
名無しの市民さん
軍事機密だからリヴァイアサンの中を見れないのが残念。
名無しの市民さん
周りに他の戦艦がいたら遠近感覚バグる。
名無しの市民さん
普通の大型戦艦が小人だからな。
名無しの市民さん
移動博物館リヴァイアサンって名称を思いつきました。
名無しの市民さん
各地の惑星に訪れる移動博物館かあ。面白いと言えば面白いw
名無しの市民さん
9㎞もあるんだから全部収容できそうだしな
名無しの市民さん
二線級になる時代が来るならあり得なくもない。
名無しの市民さん
なら永遠に無理だな。
名無しの市民さん
確かにw
名無しの市民さん
あはははははは!
名無しの市民さん
HAHAHAHAHAHA!




