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【書籍化】完結&番外編更新中 宇宙戦争掲示板ー1人なんかおかしいのがいるけどー  作者: 福郎


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音声ログ1

本日投稿2話目です。ご注意ください。

ようこそエージェント。


このデータは、第629惑星での音声ログになります。再生しますか?


はい


それでは再生を開始します。



◆

『喜べ諸君。少々劣勢であったが、この惑星に特務大尉が派遣されることとなった』


『おお!』


『特務が!』


『これで勝った!』


『胃が…』


『そのため、作戦を一部変更する事になった。俗にいう、お願い特務作戦。という奴だ』


『おお…』


『いつも通りですな』


『急ぎ特務に編入させる部隊を編成します』


『胃が…』



◆


『おい聞いたか!?特務がこの星に来るってよ!』


『マジかよ!?』


『写真撮らないと!』


『うわあ。握手とかしてくれないかなあ』


『俺、前いた部隊全員の集合写真だけど、特務と写真撮ったことある』


『死ね』


『死ね』


『死ね』


『これから戦場だから、不吉なこと言うなよ…』


『苦しみのたうち回って、後遺症が無い程度に悶絶しろ』


『鉄に足の小指ぶつけろ』


『特務の無茶ぶりに従え』


『なんか特務の無茶ぶりだけ、とんでもない地獄の様な…』


◆


『あの揚陸艇か!?』


『多分そうだ!』


『というか周りがうるせえ!』


『なんだって!?大声じゃないと聞こえないぞ!』


『人が多すぎるんだよ!』


『出てきたぞ!』


『おおおおおおおおお!』


『うおおおおおおおおおお!』


『特務!特務!特務!』


『特務!特務!特務!』


『人類の希望!』


『英雄!』


『最強の男!』


『無敵の男!』


『タコの死神!』


『ワンマンアーミー!』


『無茶ぶり野郎!』


『特務!特務!特務!』


『特務!特務!特務!』


◆


『伍長!特務はどこへ行った!?』


『分かりません!さっきまで基地にいたのに!』


『基地司令!特務の所在が分かりました!』


『どこだ!?』


『ちょっと行ってくると、ヘリに乗って最前線に!』


『なんだとおおおおおおおお!?』


◆


『特務!?前方に多脚戦車4台!有力な部隊です!…特務どこです!?』


『少尉!特務が突っ込みました!』


『なんだと!?ええい!援護射撃開始!』


◆


『こちら…2番機パイロット…。敵に包囲されている…』


『あきらめるな!墜落地点から動いてないな!?すぐに救援を送る!』


『家族に愛していると…え?と、特務!?』


◆


『少尉!特務を完全に見失いましたあ!』


『タコの死体が一番多い所を進んで行ったら会える!行くぞ!』


『うへえ』


『何であのタコ、2階の壁に頭から突き刺さってるんだ?』


『さあな!』


『これくらいすぐ見慣れる!とっとと行け!』


『はっ軍曹!』


◆


『敵の超大型多脚戦車を発見!航空支援を要請する!それか衛星軌道からの爆撃だ!』


『部隊長!味方の戦車がやられてます!』


『くそッたれが!』


『こちら21偵察隊!あの戦車の足を登っているのは特務か!?』


『はあ!?』


『いや、間違いない!特務だ!』


『そんな馬鹿な…』


『特務が侵入した!多分分捕るつもりだ!』


『戦車隊後退!様子を見る!』


『やった!多脚戦車がタコを攻撃している!特務がやったんだ!』


『前進せよ!前進せよ!』


『出来た戦線の穴を突破せよ!』


『正念場だ!腹を括れ!』


◆


『特務に続け!ここが敵の司令基地だ!ぶっ壊せ!』


『行け行け行け!室内戦だ!クリアリングを忘れるな!』


『あ、ちょっ!?特務!?そんな一直線に進んだら!?ああ!?』


『すんげえ。聞いてたけど、ほんとに特務がタコを殴ったら破裂するんだな』


『げろげろ』


『パアンってなったな…』


◆


『クリア!』


『クリア!』


『と、特務?』


『壁を?』


『伍長!中をクリアリングしろ!』


『はっ!これは!?タコが死んでいます!まさか壁から!?』


『特務!?また第六感なんですか!?それとも透視できるんですか!?特務!?』


『やっぱ人間じゃねえわ…』


『帰ったら掲示板やろっと…』


◆


『多分この奥が指揮所だ!』


『特務がドアを蹴破ったあああああああ!?』


『グレネードくらい投げてもいいと思うんですが…』


『特務が一番危険物だから、この方法で間違ってないぞ』


『せやな!』


『クリア!』


『クリア!』


『おっと、指揮官かな?特務に机の下から引きずり出されてやんの』


『無茶苦茶ビビってるんですがそれは』


『しゃあない』


『あ』


『なーむ』


『ちーん』


◆


『特務!基地の90%を掌握しました!残りも時間の問題かと。はっ!フレアガンと旗は準備出来ております!』


◆


『おい!青い閃光弾だ!』


『特務の好きな青だ!』


『あそこだ!基地の上で旗を振ってるぞ!』


『勝ったぞ!』


『俺達の勝ちだ!』


『やったぞおおおお!』


『人類連合万歳!特務万歳!』


『特務!特務!特務!』


『特務!特務!特務!』


◆


『はあ…』


『ため息つかないでよ…』


『でもー』


『分かりますよ。あちこちに、交戦記録のない場所で、タコの死体が転がってますからね』


『絶対これ特務でしょ…』


『戦果確認するこっちの身にもなって欲しい…』


『タコの引き攣ってる顔とかもう見たくないんだけど』


『たまに猟奇的な死体見る事になるしね』


『うげ。こっちの死体、口から喉を突き破って、銃身が飛び出してるんだけど』


『弾が切れたんでしょうねえ…』


『こっちはハサミが首に…。なんでハサミが…』


『え!?ああ、ごめんなさい。やっぱり特務って確信したの。後、それ確保しておいて。後で持ち主に返却するから』


◆


『苦戦していたのが嘘のようだったな』


『はい司令』


『特務に会って、お礼を言わないと。特務は今どこに?』


『それが…。もう別の星へ…』


『は?』


◆


以上でログの再生を終わります。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ハサミが見つかったこと [気になる点] ハサミにタコの怨念が染み付いてそう… [一言] 特務が使ったハサミなんて博物館に飾らなくちゃッ!(ガタッ
[一言] 『胃が…』 これは…特務の犠牲者()ですね…
[一言] はさみしか手元にのこらなかったんやろなあ(遠い目 そして飾られる血塗れのはさみ
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