失意
解せ 問え 述べよ
暗き塊は知らぬとて消え
あの灯りは灯らんとされた
風も吹かぬや日も高い
湿度もなければ窓の桟は
いつまでも暢気に陽だまりが詠い
その灯りは反転虚像を映し出すのか
時は流れる
彼の時代は遠のいた
新たなものを探してや
同じ過ちをせんと誓う
眼の前にあるアクサン・シルコンフレスク
文字や形は意味を為さぬとて
むやみに使うものもあれば
意味を込められたものもある
一度使えば多用する
それは中毒の概念だろうか
あなたは何を見る
アクサン・シルコンフレスクに何度触れた
ピコやペタには会いましたか
あなたはそれを
どのくらい使っていますか?