これぞ勇者の凱旋その名も国家転覆 さてさて復讐のお味はいかがでしょうか?
短いストーリーですが完結です。
物好き好きな方は閲覧してください。
早馬を走らせテーネ村の入り口に到着する。
この村は普通の村ではない。
逃げ出すものがいなように唯一出入りができる山岳の街道の入り繰りに
塀を設けらている。
入り口には当然だが門番がいる。
「なんのようだ!」
もちろんの反応である。
兵士の兜をを脱ぎ捨て
「僕の名は勇者アッシュ 悪いが通らせてもらう!」
「勇者アッシュだ?!嘘をつくな!勇者は死んだと聞いているぞ!」
「問答無用!雷よ我に反するものを滅せよギガボルト!」
あたり一面を雷がはしる。
あっという間に複数の兵士を倒した。
まだ検問の中には動くことができる兵士が数名いたが怯えてた。
「悪いね。拘束させてもらうよ。」
そう言ってそこにあった枷で兵士を拘束する。
こんなところのに枷なんて村人を拘束するためのものだろうか。
許せない。
唯一人が住めるであろう村の中央は丁度、山脈の窪地にあり村人の建物は密集していた。
建物はボロボロで井戸もなく中心に水たまりがある始末である。
大きな声で
「僕は勇者アッシュ!君たちを解放しに来た!べリアス殿の使いだ!代表者はいるか?」
そういうと恐る恐る村人たちが建物から出てきた。
しまったと思った。兵士の鎧のままだった。
これでは城の兵士と勘違いされてしまう。
仕方がない鎧を脱ぎ捨て
「僕はあなた方の敵ではない!入り口の兵士は行動不可能にした!信用してほしい!」
その時一人の屈強な男が
「これはアッシュ殿ではないですか。」
「貴方は王国兵士長のグレーブさん?!いったいどうして貴方がここに?」
馬から降りる。
「この村の惨状を訴えた老人を庇ったらこの村へ移送されたのです。」
「その老人は大魔法使いべリウス様ではないでしょうか?」
「ええその通りです。」
まったく兵士長がいるならあの爺さんいやべリウス様も言ってくれたらよいのに・・・・
「聞いてください。この国の国王は自らの浪費で国の税金を圧迫しております。」
「それはもちろん知っております。アッシュ殿」
「耳に入ってはいないかもしれませんが僕たち勇者パーティは魔王を討伐しました。しかに僕は仲間に魔王城にあった秘薬でオークにさせられ、その姿を見た国王に牢屋に連行されました。その牢屋の中にべリウス様がいらっしゃたのです。幸い僕を人間の姿に戻してもらいここへやってきました。」
その時こちらに向かて走り出してくる若者がいた。
「グレーブ兵士長!馬車の行列がこちらに向かっております!」
僕は驚いた。
リチャルドさんだ。手配が早すぎる。
「見てください。グレーブ兵士長 これは武器と食事です。この村の代表者は?」
「村長ならバルドさんですよ。ご存じでしょう?昔このこの国の大臣だった人ですよ。」
「バルドさん?!どうしてあの善政を行う大臣がこんな村に?」
「簡単です。国王の浪費癖を非難したんですよ。」
この国の国王は腐っている。
「バルドさんに会うことはできますか?」
「ええ もちろんです。こちらへアッシュ殿」
グレーブ兵士長に連れられ一つの建物の中に入った。
「バルド殿!とんだ客人が来ましたよ。」
部屋の中で畑道具を手入れしていたバルド元大臣は
「これはアッシュ殿!魔王は?」
「話は少し長くなりますが・・・・・
今までの経緯を話した。
「そうですか。分かりました。貴方の国家転覆に加勢いたしましょう。」
あ・・忘れてたことがあった。
「ニーシャという奴隷が城にいました。ご家族は?」
「ニーシャは私の孫ですが、元気にしていましたか?」
ニーシャの現状をバルド元大臣に話した。
「ニーシャが・・・なんとう事だ、許せない・・・」
床を叩くバルド元大臣。
「バルド殿 武器と食料は村の中心に手配しております。」
「そうですか。私も村の中央へ参りましょう。グレーブ兵士長も・・・」
そう言って村の中央へ戻ってきた。
すでに複数の村人が興味心か馬車に群がっていた。
「皆さん私の話を聞いてください!」
大きな声でバルド元大臣は村人に呼びかける。
「ここにいますは 勇者アッシュ様だ。魔王は討伐された!なんということかこの国の国王に牢屋に連行されそこに大魔法使いべリウス殿がいたそうだ。今べリウス殿のお力で牢獄を脱出なされた。今から言うことを聞いてほしい。」
さすがは元大臣、弁説は得意だ。
「この馬車には食料がある。
めったに食べられないご馳走ばかりだ!
国家転覆の前祝としようでではないか!
しかし酒は飲むな皆の明日は大勝負だ!二日酔いになってもらっては困るからな!」
いたるところで聞こえる大観衆。ここまでうまく事が運ぶとは・・・・
グレーブ兵士長いや元兵士長は
「ここには私についてきた屈強な兵士たちが何人もいます。皆アッシュ殿のお力になります。」
宴は朝まで続いた。
「アッシュ殿起きてください!」
「ああ・・今の時刻は」
「もう昼過ぎですよ。それより商館のリチャルド殿からあなた宛ての手紙と武具一式がありました。」
馬車にあった箱を確認する・・・・
そこには英雄らしい鎧と精緻な細工が施された剣があった。
手紙を読むと
今日の夜 城下の門前で傭兵を手配しております。
返事がもらえないのが残念ですが決起は今夜にしましょう。
ではご武運を祈って
リチャルド グラトニス
手紙をグレーブ元兵士長に見せた。
「傭兵まで手配してもらうとは我々はそろそろ出発したしましょう。
夜には城下のまでつくでしょう。」
僕は村人に熱弁する。
「これからこの国を腐った王国を立て直す!あなた方はその立役者です。さあ私とともに戦いましょう!」
至る所から大歓声
「グレーブ兵士長 僕は兵術には疎いです。隊列などはお任せしてもよろしいですか?」
「もちろんです。その為に私はここにいます。」
そして隊列も乱さず城下まで向かった。
・・・・・・・・・
城下の門まで着いたらそこは傭兵と王国の兵士がひと悶着している。
傭兵の長とみられる屈強な男がこちらに向かってきた。
「勇者アッシュ殿ですな。まだこちらは武器を抜いてはおりません。さあいざ決起の合図を!」
「僕は勇者アッシュ この国を正すため為に来た さあ武器を抜いて戦いましょう!」
あっという間に門は破壊され一目散に城に向かった。
そしてその中で王国兵との乱戦となった。
「ここは私に任せて城へ!」
そう言いながら剣を振るう元兵士長
それを見る王国兵の中で
「あれはグレーブ兵士長ではないか!?それに勇者アッシュ様?死んだと聞かされていたのに」
「兵士余君 この国の現状は知っているだう!僕の邪魔をすると容赦しないぞ!」
戸惑う王国兵。
「ファイアーブレーク!」
城門を破壊する。
丁度城の広間にさしかかる。
そこにはかつてのパーティーがいた。
槍使いのケスラーを筆頭にプリーストのララ 魔法使いのアルド
ケスラーは
「ここにいるのは偽物だ!皆この偽物を成敗しよう!」
王国の兵が周りを取り囲む。
「そうかい そうかい笑わせてくれるのうははは」
大魔法使いべリウスがゆっくりやってきた。
「さてと勇者殿 この国を一洗いとしますかのう。」
こうしてかつての仲間達と戦いが始まった。
「大気にある精霊たちよ我に力与えよ!ヴォルトレイン!」
べリウスの放った魔法で次々と倒れてゆく兵士達、僕も負けてはいられない
「聖なる力よ。わが剣に集えライトニングクラッシャー!」
光る剣技によりこちらもまた倒されてゆく兵士達。
「偽物勇者!くたばりやがれ!」
槍をこちらに向けるケスラー
「先手必勝ということ忘れているなギガクラッシャー!」
剣技を放つ
ケスラーも
「ほざけ!ファイアーストレートアタック!」
お互いの技が相殺される。
だがこちらの剣技のほうが圧倒した。
無様に壁に吹っ飛ばされるケスラー。
「うう・・・・こんなはずでは」
うめき声をあげるケスラー
「アッシュ殿!」
そこへグレーブ元兵士長が駆けつける。
「王国兵たちよ。私を見ろ!こちらは本物の勇者様だ!もう勝敗は決した。投降しろ!」
周りの王国兵は戸惑い
「あれは兵士長・・では我々は誰と戦っていたのか?!」
もう戦意もなくなる兵士達。
グレーブ兵士長とともに玉座の間に向かう。
国王と王女を少数の兵が守っている。
「この国の国王のやり方は知ってるな。もうこの国は終わったのだ。そこをどけ!」
武器を捨てる兵士達。
当然怯える国王と王女。
「国王 貴方の時代は終わったのです観念を!」
そう言って剣を向ける僕。
「勇者は死んだはず」
「私をお忘れですか?あの時のオークですよ。パーティーから裏切られまして・・・・」
騒動が終わり落着きを見せる。
捕縛され兵士や傭兵たちに囲まれる元勇者パーティーと国王と王女。
べリウスは杖をかざして元勇者パーティーに光を当てる。
そこから鎧や衣服が抜け落ち。
カエルたちがひょこひょこと姿を現した。
べリウス大魔法使いは
「これは天罰じゃよ。だれかこのカエルを城のはるか向かうに解き放て。まあオークに食べられんようにのう。」
慌てるカエル達だが城の兵士たちに箱に入れら連れていかれる。
それにしてもオークに食べられんようにとはなんとも皮肉が混じった言い回しである。
そこへバルド元大臣も駆けつけた。
「観念してください。お二人とも。」
城下が一望できるバルコニーまで縄で縛られ連行される国王と王女
そしてグレーブ元兵士長やバルド元大臣 そして勇者である僕・
盛大な顔ぶれだ。
民衆たちがバルコニーをみる。
「あれはバルド様それにグレーブ兵士長・・・・」
戸惑う民衆
「貴方の役目ですぞ」
「さあ」
グレーブ元兵士長やバルド元大臣にせかされた僕
こんな場所で熱弁には慣れてない。
しかし・・・・・
「国民の皆様 この国は国王や貴族等の特権階級が国を疲弊させました!しかしもうこの国は変わります!」
「勇者アッシュ様万歳!」
熱狂する国民たち中にはテーネ村の村人もいた。
僕は王座の間にいるベリウスに話しかけた。
「貴方の力があるば僕なんかふようでしたでしょう?」
ベリウスは笑いながら
「はははその話か、まあ気付きもするか、実はのもう魔力が尽きかけたんじゃよ。いつかお主のような者が現れるのを待っていたんじゃ。
じゃがのう。今はただの老いぼれじゃ。
もう家に帰って好きな土いじりでもするかのう。ではのう若い英雄よ。ははは」
そう言って去っていくベリウス。
「いつかそちらに伺います。貴方には教わる事もあるでしょう。お見舞いでも楽しみにしてください!」
僕はずっとその去っていく後ろ姿を見送った。
そして次の日
騒動も収まり城の玉座の間に大きな円卓の机を設置された。
商館のリチャルド 元大臣だったバルド 元兵士長のグレーブ 他にも虐げられていた政治家
選抜された善良だった貴族
この国をどうするか決める会議である。
「さあこの国をどうしましょう?」
「まず国王から決めないと」
「政治改革も必要ですな」
様々な意見が聞かれる。
バルド元大臣いやもう大臣である彼が言った。
「国王はアッシュ殿こそふさわしい」
僕は反論する。
グレーブ元兵士長いやこちらも兵士長も意見する。
「逃れることはできませんぞアッシュ殿この騒動はあなたの責任ですぞ。」
言ってることが無茶苦茶だ。
僕は自由を愛する一人の人間だ。しかしこうなったら
「バルド大臣 条件があります。」
「ニーシャさんを妻にしたい。それが条件です。ニーシャさんを連れてきてください。
もちろん綺麗な衣装を」
どこからか兵士に連れられにニーシャが姿を現した。
「ニーシャさん僕はこの国の国王になります。」
「そうですか。それは素晴らしいことですね。」
笑顔のニーシャ
「他人事ではありませんよ。王妃は貴方だ。」
驚くニーシャ
無理もない
「しかし私は汚れた身・・・」
「心が綺麗なら体の汚れなど問題ないですよ。誰もが言うでしょう。」
「アッシュ殿のはこの国の国王だ。
ニーシャ逆らうことはできないよ。
観念済んるんだ。」
バルド大臣がそういった。
「汚らわしいオークだった私を庇ってくれた今礼を言わせてほしい。貴方を生涯愛する。これは命令ではない誓いだ。」
ニーシャを抱きしめる。
「勇者様いやアッシュ様・・うう」
涙を流すニーシャ。
「ニーシャお前を慰み者にした兵士達はもう牢獄だ。許すことはできないが・・・・」
冷たく言うバルド大臣。
「さあ本当の勇者兼国王の凱旋だ!」
一斉に言葉を発する一同
やれやれ仕方ないもう僕が国王だ。
これからは苦難もあるだろうだが負けない。
僕はあの魔王を討伐した勇者なのだから。
そうしてこの国に光がさした
この国に栄光があらんことなかれ
閲覧していただいた方 ありがとうございます。
短いストーリーですが評価もつけてもらい素人なりに満足しております。
他にも代表作
大賢者の生まれ変わりぺリルは異世界から転生したチート持ち達が調子に乗っていたので心機一転して駆逐します
今は(第四話 グリーンドラゴン討伐完了!しかし仲間になったのもグリーンドラゴン?)
を投稿しております。
物好きな方はそとらのほうも見てやっていただける幸いです。




