表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋をした瞬間に死ぬ呪いなので、無口な騎士様とは家族のふりをします  作者: 百花繚乱


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/7

第6話:一度目の喪失/それでも選ばれた理由


「……私は、あなたの側を離れます」


 それは、私の選択だった。


「このままだと、

 私はあなたに慣れすぎる」


 慣れは、恋に近い。


「離れれば、安全だ」


 レオンは、何も言わなかった。


 ただ、最後に一言。


「……生きろ」


 それだけで、

 私は泣きそうになった。


 離れて分かった。


 安全より、彼が欲しかった。


 それに気づいた瞬間、

 心拍が跳ね上がった。


「……あ」


 倒れかけた私を、

 支えたのは、レオンだった。


「馬鹿」


 初めて聞く、感情のある声。


「死にたいのか」


「……生きたいです」


「なら、選べ」


 彼は、私を見つめた。


「恋をしても、生きる道を」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
主人公が安全を選ぶ葛藤と、離れて初めて気づく本当の想いが切なく胸に響きます。 騎士の「生きろ」と「恋をしても生きる道を」という言葉に、守るだけでなく共に生きる覚悟が感じられる、感情が大きく動く回でした…
別れではなく、「離れる」という表現がとても美しい。 慣れが恋に近いという自覚、そしてそれを恐れる理性。 エルナの決断は悲しいのに、どこか誇らしい。 この物語が依存の物語ではないことが、はっきりと示され…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ