表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

もうすぐ体育祭

俺はいつものように楓真と一緒に登校していた。


気分は上機嫌。


良い事があったんだ!


鼻歌交じりで歩いている。


「なんか良いことあったのか?」


楓真に尋ねられる。


俺は笑って答える。


「響生と今度、買い物に行く事になったんだ!」


「へーなんでそんなに嬉しそうなんだよ?」


「そりゃあ響生は良い奴だからさ。仲良くなれて嬉しいの!」


そう言ってドヤ顔する俺に楓真は溜息を吐く。


ちょっと調子乗りすぎたかな?


まぁいいや。


とにかく俺は楽しみだった。


「そういやさ」


何かを思い出したように楓真がそう言う。


「ん?」


俺が相槌を打つと


「明後日、体育祭だけど悠は自信ある?」


すっかり忘れていた。


たしか借り物競争とかリレーとか二人三脚とか色々な種目があったよな。


それで俺は二人三脚になった。


相手は白井。


一匹狼みたいだけどただのコミ障の奴。


まぁ最近、前よりはマシになってきたからいっか。


これできっと他の人とも仲良くなれるだろ。


俺が頑張って教えた成果が出るといいなぁ。


「楓真は何に出んの?」


「リレーでアンカー」


「すげーな」


「まぁな」


「さすが楓真!」


そう褒めると顔をそらされた。


照れてんのか?


ちょっと褒めただけなんだが…?


響生は借り物競争に出る事になるって言ってたな。


兄は二人三脚だったっけな。


空は…なんだったっけ?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ