終末世界でさよならを
……苔生した巌は、口を持たずも物語る。
かつてこの世は一つの世界で、ヒトはそこに君臨する種族であった。
君臨者らは傲慢で欲深く、神の最も近くに居る、空高く羽ばたく鳥を妬んだ。
だが彼らには、翼はおろか羽すらなく。
故にヒトは、その足で神に至ろうとした。
ヒトは〝塔〟を造り、神に至り──そして神は、そんなヒトに愛想を尽かし、消えるように死んでいった……。
天の御国は崩れ落ち、
羅生の門は開け放し。
それでもまだ、ヒトは滅んではいなかった。
かつてこの世は一つの世界で、ヒトはそこに君臨する種族であった。
君臨者らは傲慢で欲深く、神の最も近くに居る、空高く羽ばたく鳥を妬んだ。
だが彼らには、翼はおろか羽すらなく。
故にヒトは、その足で神に至ろうとした。
ヒトは〝塔〟を造り、神に至り──そして神は、そんなヒトに愛想を尽かし、消えるように死んでいった……。
天の御国は崩れ落ち、
羅生の門は開け放し。
それでもまだ、ヒトは滅んではいなかった。
プロローグ 〝終わった世界、続く世界〟
#1 さよならを言おう
2024/06/09 22:09
(改)
#2 帰都
2024/06/10 16:01
(改)
第一章 〝生き残った忌み子〟
#3 風来坊の女
2024/06/13 20:53
#4 親が死んでも腹は減る、だから
2024/06/14 20:03
(改)
#5 もう言えないおはよう
2024/06/16 22:24
(改)
#6 人類の切り札
2024/06/17 17:50
#7 ゲレグの謎
2024/06/20 12:57
(改)
#8 使者か、死者か
2024/06/23 23:22
(改)
#9 現れた悪魔
2024/06/26 21:32
(改)
#10 真実とは、消えない罪の証
2024/06/29 12:49
#11 生き残った忌み子
2024/07/03 12:00
(改)
#12 切り札
2024/07/07 10:29
(改)
#13 この靄を抜けて
2024/07/12 18:46
(改)
#14 貉
2024/07/16 08:41
#15 光へ
2024/07/20 17:19