第13話 俺は新たな魔王?
俺が帰ってくると、バロムが消えていた。
だが、影を作り直して自爆を防いだようでスタジアムは無事だった。
...まあどうせやつもすぐに魔王に復活されるだろう。
そして俺の周りには沢山の魔族がいた。
「まさか爆炎の勇者が大会に紛れ込んでいるとは気づかなかったわぁ」
アクアがそう言って俺を睨みつける。
やばい!正体がバレちゃった。
俺は助けを求める目でメテオを見つけた。
それに対して彼女は意地の悪そうな顔をして言った。
「もし誰かさんが私達と一緒に魔王を倒してくれるなら助けてあげようかなぁ...」
...コイツ俺が協力しないと助けないってのか!
俺は暫く悩んだ。そして答えを出した。
流石にこんだけの魔族に囲まれたらやばいかもしれない。
「分かった。お前の提案の呑む!」
それを聞くと彼女はニヤッと笑った。そして声を張り上げて叫ぶ。
「皆さん待ってください!私の話を一つ聞いてくれないでしょうか?」
彼女は止まった皆を見て話しだす。
「あなた達は今の魔王が本当に魔王にふさわしいと思いますか?私はあれは本当の魔王ではないと思っています!」
皆が彼女のその言葉をさまざまな顔で見つめる。
「魔王とは残虐非道で無くてはならない。だって魔族の王なのだから。
......ですが!今の魔王は慈愛に満ちており、人間界にもあまり攻め入らない臆病者です!!」
...それを聞く限り魔王っていい奴じゃない?女神が気に喰わないから消そうとしているだけじゃないコレ?
「それに比べて彼はどうでしょう!いままで五人の魔界十三騎士と四天王をを一人で倒してきた強さ!さらに勝つためには手段を択ばない卑劣さ!!」
これってディスられてない?
「さらに勝った後には敗者の死体を弄ぶ残虐さ!まさしく魔王ではありませんか!!」
これを聞いて頷いている奴らは一旦寝た方が良い。
「ですので彼をリーダーとした組織、新魔王軍をここで結成しようではありませんか!!」
それと同時に多くの魔族が歓声を上げた。
どうやらこれがアイツの目的だったようだ...
「それならば私を副官として迎えてくれないだろうか」
そう言って復活したバロムが言う。
それに続いて多くの魔族が名乗りを上げる。
「勿論俺も..入るぜ..」
吐息も言う。
「あたしも入ろうかしらぁ」
アクアも言う。
「俺も入ってやるZE」
リッパ—も言う
「お前の無様に死ぬ様を見に行こう」
そう言ってソフィーユも言う。
......どうやらこの場にいる大体が新魔王軍に入るようだ.......
俺は頭を冷やすために取り合えず近くの森に自爆しに行った。




