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第四話 怒りし竜


俺とレンがひたすら森の中を歩いていると石の槍を持った人型の豚が歩いていた。

俺は情報検索を使った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〔Level 5〕オーク

《攻17+5》《魔5》《体40》《SP12》

《防20+1》

〔スキル一覧〕

《嗅覚》《食再生》

〔称号〕

《共食い》

〔装備〕

《石の槍+5》《ボロボロの布+1》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この魔物の名前はオークというらしい。

うん、多分やばい奴だ・・・称号に共食いっていうやつがあるもん、こいつ仲間食ってるんだろ?スキルにも嗅覚っていうスキルがあるしすぐにこっちに気づくんだろ?

ほらな、こっちに気づいた…


「ブフォオー!」


オークは俺に槍を向けながら突進するように

走ってくる。


「ウィンド!」


俺はオークに向けて風の玉を放った、ウィンドは見事に命中し、オークの横腹の肉を抉った・・・思ってたより威力が高かったことに少し驚いたことは秘密だ。


オークが殺したのであろう頭のないゴブリンの死体をオークは拾い食べ始める。

するとオークの傷口がみるみるうちに治っていく。

これがオークのスキル、食再生だろう。

オークは傷口が治ると俺に槍で攻撃を再会し始めた。


「くっ・・・!」


俺の左頬に槍がかすり一筋の血が流れた、すると後ろからレンの咆哮が聞こえてきた。

レンはオークに鋭い爪で切り裂きオークをキレイに真っ二つにした。


「グルルルゥ!!」


レンは怒りがまだおさまらないようだった、レンは周りにいたオーク二体をファイアブレスで焼き殺した。それでやっと怒りがおさまったようだった。


《Levelが1上がりました》

《攻が2上がりました》

《魔が3上がりました》

《体が2上がりました》

《SPが3上がりました》

《防が3上がりました》


「ステータスを確認しようかな。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〔Level 5〕ハヅキ ユウマ

《攻17+3》《魔17》《体31》《SP19》

《防18+4》

〔スキル一覧〕

《情報検索》《ウィンド》

〔称号〕

《神の加護》《子竜の育て親》《異*界|+6者》

〔装備〕

《木の棍棒+3》《布の服+4》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


うーん・・・レンのステータスを知ってると俺のステータスが低く思える。

ま、まあ俺は人間だし!こんなもんだろ?


しかし初めての戦闘の割にレンの奴は躊躇しなかったな・・・流石竜ってところか、オークを3体も倒してるんだ、レベルも上がってるだろう見てみよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〔Level 4〕レン (レッドドラゴン)

《攻80》《魔55》《体121》《SP58》

《防101》

〔スキル一覧〕

《飛行(小)》《耐性の鱗》《鋼の爪》

《ファイアブレス》

〔称号〕

《竜の子》《名持ちの竜》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


レンの奴レベルが3も上がってるじゃん

いやー、相変わらずステータスが高いですね

スキルに鋼の爪が増えてるな。

うん、まあ強くなるなことは良いことだよね

・・・うんうん・・・


レンは今なにをしているかというと豚の丸焼き、というかオークのな、もう炭なんだけどボリボリ食べている


「レン・・・そんなものが美味しいのか?」


『ギャウ♪』


「ギャウ♪だと・・・うっ・・・い、いま、

俺の胸がキュンとしたぞ・・・」


レンは美味しいから食べてみて!といわんばかりに俺に炭の塊を押し付けてきた。


俺は食べられそうな部分と食べられない部分を分けていただくことにした、以外と中心あたりはちょうど良い焼き加減だった。

味は豚肉みたいだった。

焦げて食べられなかった部分はレンが食べていた。なんでも食べられるレンは悪食だなと思う。


「よし!レン、今日はここで休もうか」


俺達は周りを見渡せるひらけた場所に来ていた。


「ここに優しく火を吐いてくれないか?優しくフゥ〜だぞ」


「グォ♪」


なにをやっているかというとレンにお願いして焚き火をするための火を吐いてもらっている所だ。


レンの口から小さな炎が『ボッ!』と吹き出した、薪に上手く火がついた。


「ありがとな!レン」


「グゥオ!」


俺とレンは焚き火の近くで横になり眠った。

途中でレンが起き上がったかと思うと俺にひっついて丸まって寝始めた。

可愛い奴め・・・俺はレンの頭を手で撫でながら眠ることにした。


その頃、竜の巣で大変なことが起きていたとは知らずに・・・


『グゥオオーオ!!』そこにはあまりにも巨大な竜がいた、赤い鱗には艶があり、いかなる攻撃にもその鱗に傷をつけることはできない。


赤き竜は動揺していた。

食事から帰ってきたら卵が孵っており巣の中には、我が子はどこにもいない。


さらに巣には人間と思わしき匂いが残っていた。我が子は攫われたのだ、我が子を攫った人間は全て根絶やしにしてやろう!!


『グゥゥオオオウゥッ!!グオオオオ!!』


言葉の意味があっているのか不安です…

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