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夏祭り

まだ小学一年生だったから結構早めに家へ帰った。


家の前で久しぶりにあーちゃんに会った。

「久しぶり、」たしか俺はたわいもないことを言ったはずだ。

しかし、あーちゃんは俺を無視し、家へ入っていった。


あれ?怒ってる?


よく分からなかったけど俺も自分の家へ入っていった。


帰ってから、母さんに裕太のことを話した。とにかくすごかったと。


母さんはいつもどんな俺の話もにこにこしながら聞いてくれていた。


一通り俺が話し終えると母さんは俺に聞いてきた。

「どうしてあーちゃんと一緒にお祭りに行かなかったの?」


そうだ、やっちまった。


幼稚園の頃は俺ら佐山親子とあーちゃん親子は一緒に祭りにいっていた。イベントとか誕生日は冬から春にかけて集中していたから、夏祭りはそれぞれの家にとって楽しみだった。


でも、やっちまったもんはしょうがないし、どうしようもない。まずいなとは思っていたけれども、特に何かするわけでもなかった。

たしか1回謝ったはずだけどな。


家が隣りでも俺は習い事とかあって、あまり家でのんびりすることはなかったから、それからあーちゃんには会わないまま夏休みを終えた。


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