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69話 決戦 1

ひさびさの投稿ですみません。余裕があれば投稿していきますので気長にお待ちください。

 竹男達は歪な糸の塔に来た。

 入ってこいと言わんばかりの薄手の警備だった。


 だがここで罠が発生した。


 塔に入った瞬間飛ばされた。


 ワープのような感じだ。


 竹男と同じ場所に飛ばされたのはテルネアスだった。

 他のみんなはいったいどうなったのか……

 竹男はテルネアスに状況整理のために聞いた。


「どうする……みんなを探すか……?」


「駄目…………隔絶されている空間のようよ………………たぶんこいつを倒さないといけないようね」


 現れたのは色白の少女。


「我が名はリュラン…………排除する」


 リュランは右手と左手を鋭利な刃物に変化させた。

 そのまま突撃してきた。


◇◇◇



 サンダーはある男と対峙していた。


 快傑サンダーは無駄に生きる男じゃなかった。


「気様何者だよ!!」


「愛に生き……屍は拾わない無法者ヒーローだ……!!」


 サンダーは電砲を放つ。


 戦闘員の男は空気を操作して爆発させた。


 サンダーはそれを回避する。

 そのまま縦横無尽にかける。


 サンダーは雷双槍を生み出す。

 そのまま投擲する。


 戦闘員の男も馬鹿じゃないそのまま空気の壁を作りだして防ぐ。


 サンダーは拳を突き出した。


 戦闘員の男は仰け反った。


 稲妻でも受けたのかごとく動けない。


 電気で感電している。


 やられたと戦闘員の男は嘆いた。

 そのまま意識を失った。


 サンダーはさらに進んだ。



 まつりさんとシオウは同じ階層に飛ばされていた。


 シオウはまつりさんを気遣っていた。


「すみませんね~まつりさんこないなことに巻き込んでしまって……」


「いいえきにしてませんわ、シオウさんこそ鈴子さんを誘拐されたままで不安でしょ?」


「確かに不安だが……まああいつは大丈夫だと……鈴子!?」


 シオウの前に現れたのは鈴子だった。

 だが様子が可笑しい。


 眼の色が黒く濁っている。


 どうやら操られていると推定できる。


「…………」


 無言で鈴子は魔法を放つ。


 風魔法を放ってきた。


 シオウは咄嗟のことで回避が遅れてしまった。


 だがまつりさんが盾を作った。


 まつりの能力はそういえばシオウは知らない。

 まつりさん自体謎の人だと理解している。


 だがまつりさんは風のような盾を作りだしている。


 そしてまつりは風の砲撃らしきものを放った。


 鈴子は風の砲撃を繰り出す。

 だがお互いの力が拮抗する中、鈴子の魔法が凌駕した。


 まつりは炎を生み出した。

 そのまま風の砲撃にぶつける。


 まつりは杖をどこからか出してそれに乗る。


 そして杖で鈴子に殴りつけた。

 シオウはまつりの姿を見て魔法使いみたいだなと感じた。



 しずくが敵と対峙している。

 血魁刀を生み出した。


 相手も剣士のようだ。


 剣士の男はしずくに対して挑発するようなことを言い放つ。


「お前のような小娘が銀牙様に逆らうとはいい度胸だな……血祭りに上げてやる」


「あなたのほうがちっぽけな存在に見えるけどね」


「なんだと!? 貴様!!」


 剣士の男は剣を構えて突進してきた。


 しずくは血の刀を構えて左右に揺れた。

 その独特の足捌きで敵を翻弄する。


 そのまま一閃。


 剣士の男は崩れ落ちた。


 予想通りだがあっけない敵だった。


 しずくは扉を潜った。

 みんなは大丈夫かなと少し杞憂に考えていたが直ぐに敵を倒すことを考えていた。


しずくはさらに先を進んだら一人の少女がいた。


 霧生燐火と呼ばれる少女がいた。

 レベル4の炎火系能力者だ。



 だがしずくは容赦がない。


 そのまま鬼神燃将の構えで燐火を切り伏せる。


 燐火は火に包まれていく中、猛火の勢いでしずくに突進する。


 そうして、燐火は痺れを切らして灼熱の刀を瞬時に造りだした。


 しずくに対抗するため。


 燐火は16歳の学生で高校一年生になる。


 火炎系の能力者としてレベル4のエリートだった。


 だが燐火は中途半端だ。


 レベル5にはいつなれるのかという不安があった。

 燐火は毎日特訓する過程で強くなることを決意する。

 能力ファイトゲームもするがあんなのお遊びだ。


 命を賭けた戦いでないと力を高めることが出来ないと燐火は思っていた。


 燐火はそんな中命を賭けて戦うだけでお金が貰えるというバイトの情報が入ったのでそこに行った。


 ここで挑戦者をめっためったに痛みつけるだけでいいといい最悪殺しても良いと言う。


 燐火は殺しても良いと言う文言に少し違和感があったが、金払いがいいので了承した。


 1時間で2万円も貰えるという時点でむちゃくちゃいいバイトなのだが。


 かなりブラックなバイト……もとい分けありなバイトだと言うことは承知だった。


 レベル4以上もしくは特異な能力があるとなおよしという条件だったからか。


 燐火はこの地獄のような強さを持つ少女を知らない。


 血の能力者のようだが強すぎる。


 名前はわからないが一体何者なんだこの少女は……



 しずくはなかなかてこずっていた。


 この娘たぶん事情を知らないと感だがわかっていた。


 たぶん寄せ集めの能力者たちだがこの娘は学生だたぶん。


 こんな血と感情を濾してどろどろに残虐な世界を作り出しているような奴らの手駒になるなんて。


 もちろん事情を知らずに集められたと思われる。


 もしくは……



 燐火は力を求めていた。


 燐火は炎に炎と緋色の炎を煮詰めて昇華した。


 目の前の障害を排除しなければ強くなれない。


 燐火は響炎の緋轟燃焼刀を生み出した。


 火力は万全。


 この一撃で仕留める。


 燐火は突撃した。


 眼の色が狂喜に染まっていた。


 暗闇に染まる燐火の眼を見たしずくは彼女を止めるために動いた。


 血牙蕾衝。


 しかし急所はつかない。


 そのまま狂喜の色に染まる燐火を受け止めた。


 一撃で気を失わせた。


 しずくは壁を破壊しようとした。


 しかし不可能だった。

 手負いを抱えて移動するのもあれだなと思ったが仕方ない。


 しずくは燐火を抱えてそのまま来た道を引き返した。


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