表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/95

外伝 夏錬とテルネアスの日常

私たちは出会う……これからも未来でも……私たちの物語は……高校から始まる……


私たちは全寮制の未来形高等学校の4月の入学式に出会う。廊下でぶつかってしまい、テルネアスさんは頼もしそうなワンちゃんのぬいぐるみ型キーホルダーを落としたので、私は拾ってあげました。


「これ、落としたよ……大丈夫?」


「うん……ありがとう……名前なんていうの……?」


「テルネアス……テルネアスって呼んで……」


「わかったわテルネアスさん……そう呼ばせてもらうわ。」


こうして私たちは仲良くなったの……そしてそんな入学式の次の日の初登校日に、事件は起きたのです。高校に不審者が入ったという情報が入りました。


そしてこれを聞いて私はすぐさまに不審者を探しました。そして不審者を超スピードで発見することとなりました……怪しい黒縁眼鏡をかけた、薄汚れた黒いズボンを穿いていて、白いTシャツ一枚のラフな格好の男を発見した。


こいつが不審者だと思い、私は後ろからこっそり近づこうと花壇から動きをうかがっている私は


思いっきり後ろから羽交い絞めを試みた、そして男は私より貧弱だったので、簡単に捕まった。気に括り付けるその不審者のTシャツ男を……しかしその男は弁明している。


「俺は不審者じゃないって!!テルネアスちゃんに頼まれて忘れ物を……」

「信じてくれえええええええええええええええええええええええええええ」


何やらテルネアスのことを知っているらしい、これはまさかやってしまったのか……

私はテルネアスの知り合いを拘束してしまったのか……


そういう言うわけではないのは明白だ……こいつがテルネアスのストーカーじゃない限り…………「その可能性があった!!」


ビクッとなるTシャツの男。


私はまだこいつを信用していない……よって私が色々と質問します。


テルネアスとはいつからの付き合い……? 10年前から?長いわね。


テルネアスとはどういう関係……? ただの幼馴染……?本当なんですか?


テルネアスになんの忘れ物を届けに来たの……? 弁当?普通なんだそこは?


それでもなっとくしない私はテルネアスを離れた木の影からTシャツの不審者男を拘束している、ところを見せたら、


「あっ幼馴染のお兄さん……なんで木に括り付けられているのかな……

 夏錬なの……?お兄さんを括り付けたのは……」


あっさり解放しました……私が早とちりでした……すいません。

あやまってもゆるして下さいとなんて言ってません。

土下座しました。テルネアスのお兄さん(幼馴染としての)に謝罪して謝罪しました。


そしてその時に事件が起きました。本当の不審者が入ってきたようです。うちの生徒たちに対して超能力を使用して、襲い掛かってきたのです。


しかもたまたま部活中の人を狙いました。酷すぎます。みんな服は破け……たくさんの切り傷を受けて……瀕死の重傷者も出てました、私たちが大きな絶叫を聞いて駆け付けた時には生徒が10人ぐらい大けがを負ってました。許さない……絶対に許せない。

私たちの学校を傷つけた、この超能力者を許せない……私はたまたま近くにあった木刀を拾う……これであなたを倒して見せます!!


超能力者の犯罪者は何か言ってる。


「クケケケケケケケケッケッケ……俺はこいつらより優れてる~~~~

 だからゴミ掃除するのだ~~~~こんな奴らはいらないんだ~~~~

 しねしねしねしねしね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

頭がおかしいのね……すぐに引導を渡してあげるんだから……


夏錬はすぐさまに常人の動きではない構えで、精神障害者の超能力者に

猛進を進めながら、距離を詰めて、敵の不意の攻撃に備えながら、走る。

動きは達人のそれに近いものであった…………


「うりゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」


全力で切りかかるごと海を切り裂く一太刀のごとく……


風の刃で受け止められる…………こいつやはり風を操る能力者かと

夏錬は思った。強い……私の一太刀を受けれる時点でレベルは3以上あることは分かる。

夏錬は確信した。我が家に伝わる秘伝の剣技を使わなければと……こいつには勝てないと。


精神を集中している夏錬独特のかまえだ……すべてにおいて独特の構え。

文字で表すと右手を天に挙げて、左腕は右手の手首を掴んでいる。

そして仁王立ちである。目をほとんどつむった状態である。


犯罪者の超能力者は「あっ~~~何してんだこのアマが……さっさと消えやがれ!!」


と言い、風の真空刃を放つ……喰らう寸前に動き出す彼女は……。


「殲滅光爆波動の構え……剣技!二乗返しの斬り!!!」


相手の風の刃をそのまま敵に返してしまった。

原理は簡単、風の真空刃のエネルギーを木刀に乗せた彼女のエネルギーを泡のようなもしくは網のような防御壁を木刀に展開して、テニスの打球を撃ち返す要領で跳ね返したと言う感じある。

相手の超能力者は全身が細かい切り傷によって血だらけになった……すぐさま超能力者犯罪専門の警察が来て容疑者を連れて行った。

わたしは一応事情聴取を受けることになった。すぐ帰るからとテルネアスにいって、警察の別の車で署まで行きました。


ただ正当防衛になるらしいので、すぐ返されました。30分で終わりました。


あ~あ運動したら……駅前のクレープでも食べたくなったな。テルネアスの分も買ってあげちゃおう……家も教えてもらったし。私はテルネアスの家を訪ねることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ