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寡黙な図書委員 02

新山と話をするようになったのは、お互い放送委員だったから。同じ委員にでもならなければ、会話をすることなんてなかったと思う。新山は明るく人が周りに集まってくるタイプの人間だけど、私はどちらかと言えば周りに人を寄せ付けない…特に意識してそうしているわけじゃないけど、なかなか近寄ってもらえない人間だから。


受験の足しになればと、何かしらの委員長になりたかった。あまり仕事が無いと聞いて放送委員を選んだら、同じく放送委員になった新山が仕事は全てやりたいと言ってきた。


「委員長なんてやる気はないけど、仕事は全部やりたいんだ」


聞くところによると新山はマスコミ…特にテレビ業界に興味があるらしく、放送局に勤めたいという。

放送委員の仕事に全て取り組めば、一通りの機材を扱うことが出来る。少しでも機材の仕組みなどを知り、将来に役立てたいと新山は熱く語ってきた。

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