表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空-ku_u-【用語集】  作者: 葵れい
登場人物 【蒼国】
41/89

星井 湖太郎(hosii_kotarou)

 ・愛嬌のある懐っこい顔立ちの小男で、笑うとエクボができた。「長旅ご苦労さまです」

  星井 湖太郎。瑛己と飛は息を呑んだ。この2人がその名を知らないわけがない。同い年、同期卒業生の中でも有名な男だった。

  東部の飛空学校を卒業。成績は別にトップクラスではなかったと聞く。しかし彼は『園原』の斉藤が自らスカウトをした。彼らの同期で星井の名前を知らない者はほとんどいないと言ってもいい。

 ・用意された小型のバスを運転したのは、「人手が足りないんでボクが」と、例の小柄な男・『園原』第114飛空隊所属、星井 湖太郎だった。

 「本番になったら人であふれて車なんて出せませんから。空では人をひく事はないけども、おかではそうはいかない。そう思えば今なんかまだまだマシです」

  小柄な彼がバスを器用に扱うその様に、瑛己は少し感嘆を覚えたものだった。


 ・「星井 湖太郎」

  白6番艇・星井は。

  バックミラーに映らない微妙な視覚から、瑛己を追いたて、撃っていた。



 ・「俺ももう一度戦いたいな」

  斉藤につられるように言ったのは、星井だった。

  こうして並ぶと長身揃いの『飛天』の中では唯一、一際小さく見える。

  彼は愛嬌のある顔で瑛己を見た。瑛己はその視線をあからさまに避けた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ