1/152
序章
初投稿になります。
つたない文章ですが、楽しんでいただけたら幸いです。
ぜひ、作品の感想もお願いします。
宇宙開拓時代を迎えて、人類は改進の一歩を踏み出していた。
超国家的組織『地球平和軍』の設立と、国家間の隔たりが低くなったこと。そして、『地球平和軍』主導のもと、月の建設基地『サテライト』を中心として、コロニー建設が始まった。人はより宇宙を身近なものに感じて、期待とロマン、そして不安が蔓延した。
ことに宇宙空間での作業を可能にしたのがアーム・ウェア、通称〔AW〕と呼ばれる巨大有人兵器だ。かつては次世代装甲車と銘打たれ、戦場で赫々(かっかく)たる戦果を挙げていた。が、今は宇宙建設に従事する大人しいマシン。宇宙では兵器としての意義が失われつつある。
特に〔AW〕の始祖と呼ばれるワンオフ機、〔アル〕は地上で英雄的活躍したにもかかわらず、旧型機として罵られた。初の宇宙航行機体として実績を上げても、月の建設基地『サテライト』で新武装のデータ収集機として仕方なく運用される。
しかし、平和は突如として崩れ、機械がまた本来の意義を取り戻す。
それは、少女たちに戦いという現実を突きつける。




