会議再開
土日は高体連で忙しいので今日投稿します。
一応レギュラーなので、っていうか体重順なので自分が大将orz
先週、筆が進むとか言いながら本編があまり進んでない•••
例の短編に熱が入っちゃいまして(^_^;)
来週は休んで短編作成と誤字修正にしたいと思います。
「さて本題の一つ目ですが、2月25日に起こると思われてるクーデターについてです」
自分が司会になり話し合いが始まる。
東条は手を挙げつつ言う。
「我が陸軍としては事が起こる前に内密に対処したい、失敗するとわかっているクーデターで陛下の信用を失いたくなどないし、私が首相など向いていない」
これは本心だ、東条の天皇陛下への忠誠心は本物だろうし、もしクーデターを企てていたとしても、陛下が首を振ればその通りにするだろう。
「それが妥当だろう」
「反対する理由は無いな」
「異存はない」
どうやら反対は無さそうだ。
「反対はないのでクーデターについては陸軍内で処理するということでよろしいでしょうか?」
全員が頷く。
「では次です。近い将来、起こりうるであろう対米戦についてですが、私から説明を…」
サッと当たりを見回す。
全員興味津々のようだ。
「まず、対米戦は海軍が主役になります。
陸軍は比島制圧位しかやることがありません」
ここで海軍の者が目を輝かせ、逆に陸軍の者は渋い顔になる。
「しかも海戦の主役は戦艦から空母に移り、空母を中核とした機動部隊が活躍します。
しかし、有効性がないと言うわけではありません」
山本が目を細める、山本五十六は現在航空本部長を務めており、航空機への理解が深い。
「米国は戦艦を大戦後、上陸支援に使用しておりますし、また我が海軍も高速戦艦 に空母部隊の直衛に使用しており、それなりの成果を出しております」
永野は納得した顔をしながら
「要するに我が海軍は空母と高速戦艦中心の建艦計画を立てればいいわけだな?」
「大体そうです、それと戦時急造型の駆逐艦、機動部隊の直衛艦、船団護衛専門の 盛り込むべきでしょう」
「何故だね?」
「1つ目は、いざ戦争になれば他の艦種はともかく駆逐艦の損耗が激しすぎるからです。我が国が開戦するまでに建造した駆逐艦の内、敗戦時残存していた駆逐艦は10隻程度でした。
2つ目は、空母は脆弱ですので専用の護衛艦が必要なのです。
3つ目は、我が国は資源が少ない為、物資の殆どは海外から手に入れてていますが、潜水艦や航空機によって殆ど届かなくなる、という事態になるのを防ぐためです」
「わかった、計画の参考にしよう」
「ありがとうございます。続いて陸軍ですが」
ゴクリ…
陸軍側が爛々と目を輝かせる。
「歩兵戦では点ではなく、面で制圧するのが基本となります。半自動式小銃の配備が必要です。
また、戦車戦が多数勃発します。重戦車や対戦車兵器の開発及び生産、機甲師団の設立が急務です。
それと、航空機の重要性は更に上がります。
更に言うと補給は戦闘より重要です。いくら屈強な兵士でも腹が減って、弾が無ければ戦えませんし、戦車も燃料が無ければ動きません」
「ふむ 各部にはその様に話を通すとしよう」
「よろしくお願いします。
最後に、航空機に関してですが、これは陸海軍で統一した方が生産効率が良いでしょう。意地を張り、それぞれ好き勝手に作れば一つ一つの機種の生産数も減りますし、部品の相互性が無ければ生産、整備に支障をきたします」
「うーむ…」
「そうか…」
陸海軍は唸っている それはそうだろう ここで航空機開発の主導権を握れば相手に対して優位に立てるが 負ければ次が何時来るのかわからない。
「そうですよ 実際に三菱は 両方から依頼が来てしまって手が足りないと言っていましたし」
そこで中島飛行機の社長、中島 喜代一が追い討ちをかける
「わかった 善処しよう……」
「検討する……」
「わかりました。なるべく早く結論を出してもらえると助かります」
これで日本は変わるだろう、軍部の政治的影響力を排除し、重工業化を推進して国力を増強する。
更に周辺国との協調姿勢をとればいかに米国でも手出しできない、いや、例え戦争になったとしてもそう簡単に日本は負けやしない。
これからは忙しくなるだろう。
そう思いながら次なる議題に移るべく 資料をめくった。
「どうも、作者です」
「主人公の真田雄二だ。どうした作者」
「いやね?ただアンケートでも取ろうかと」
「アンケート?なんの?」
「空母と戦艦、巡洋艦の名前、締切は7月2日です」
「は?」
「性能とかは決まったんだけど名称がね、特に巡洋艦が」
「戦艦と空母は?」
「一応決まってるけど、いい名前があれば採用するよ。
ただ巡洋艦は本気でヤバい」
「作者、しっかりしろよ」
「あはは•••ごめん」
「ま、と言うことで、ご意見、ご感想は何時でも受け付けています」
「ではまた次回」
「「お楽しみに」」