第二回登場艦艇紹介
本日は原爆の日です。
思想、主義に関係なく、原爆で亡くなった全ての方々へ黙祷の意を捧げます。
「先週爆死しかけた作者です」
「真田雄二だ」
「浅間美琴です。っていうか作者さんよく生きてましたね」
「作者スキル使ったら生き返ったよ」
「生き返ったってことはいっぺん死んだんだな?」
「………さあ今回紹介するのは空母です」
「そらした……」
「黒歴史なんですよ」
「では最初は日本空母最古参の鳳翔!……ですが飛ばしまーす」
「拡張性皆無ですもんね」
「龍譲も同様の理由でスルーだな」
「それではいきます、史実では南雲機動部隊の旗艦を勤めた巡洋戦艦改装空母、赤城!」
「ちなみに、登場する15000t以上の空母は全てアングルドデッキを装備しています」
「効率重視だな」
赤城
基準排水量37000t
速力34kt
航続力
18kt‐18000km
武装
14cm単装速射砲4基
4門
長10cm連装高角砲12基
24門
30mm3連装機銃32基
102挺
搭載機
82機
「砲郭を削ってその分を格納庫に回したんですね」
「あと艦尾延長工事して速力を増強したりしたよ」
「この高角砲は史実の秋月型に搭載されていたのと同じと思っていいのか?」
「いや、多少の性能低下に目をつぶって生産性を引き上げた量産タイプだよ」
「あの砲はまるで工芸品だったらしいですね」
「では次、何かとツいてない加賀!」
加賀
基準排水量40000t
速力30kt
航続力
18kt‐18000km
武装
14cm単装速射砲6基
6門
長10cm連装高角砲9基
18門
30mm3連装機銃32基
96挺
搭載機
84機
アングルドデッキ装備
「真珠湾では魚雷の積み込みが最後、パラオで艦底部を損傷してインド洋作戦は不参加、ミッドウェーでは艦橋が一番に被弾して最終的にはガソリン庫に引火して爆沈、運がないというかなんというか……」
「こっちでは大規模な艦尾延長工事と機関換装でだいぶ高速になっているよ」
「史実での不運を継承してないことを祈るばかりだな」
「では次は新造艦、蒼龍型!」
蒼龍型空母
基準排水量25000t
速力33kt
航続力
18kt‐15000km
武装
長10cm連装高角砲12基
24門
30mm3連装機銃28基
84挺
30mm単装機銃12基
12挺
搭載機
76機
同型艦
8隻
「8隻も建造するんですか」
「まあ暫定ね、物語の展開によって建造数、性能が多少前後する可能性があるよ」
「戦時急造を考慮した中型空母ってところか」
「要するに、性能を上げた雲龍型ですね」
「では次、初めの方からちょくちょく出ていた翔鶴型!」
翔鶴型空母
基準排水量43000t
速力34kt
航続力
18kt‐18000km
武装
長10cm連装高角砲14基
28門
30mm三連装機銃34基
102挺
搭載機
120機
同型艦
4隻
「おおデカいデカい」
「世界最大級の空母ですね」
「その世界最大級の空母にふさわしく搭載機数と武装もトップを突っ走る感じで」
「120機ってミッドウェー級より多いですね、露天繋止でもしてるんですか?」
「いや、たしかにミッドウェー級は50000t級だけど装甲空母だからあの機数なだけで、そうじゃなかったら150機ぐらいにはなると思うよ」
「なるほど、それならこれぐらいが妥当ですね」
「だな」
「さて、次で制式空母は最後です。
史実ではマリアナ沖海戦で第一機動艦隊総旗艦になった大鳳型!」
大鳳型装甲空母
基準排水量51300t
速力32kt
航続力
18kt‐18000km
武装
長10cm連装高角砲16基
32門
30mm3連装機銃34基
102挺
30mm単装機銃10基
10挺
搭載機
90機
「さっき紹介した加賀、なぜか攻撃が集中する翔鶴、初戦のマリアナ沖海戦で潜水艦の魚雷一発で沈んだ大鳳、竣工3日後に沈んだ信濃、ツいてない艦は他にも幾つかいますが有名どころはこんな所でしょうか」
「かわいそすぎて涙がでるね」
「こっちでは翔鶴型よりデカいぞ、史実でもそうだったが」
「史実の信濃よりは小さいけどね」
「しかし、純粋に空母として設計された物としてはミッドウェー級と並んで最大ですね」
「装甲は100ミリ、500kg位なら弾き返せるよ」
「なるほど」
「では最後は量産型護衛空母、大鷹型!」
大鷹型護衛空母
基準排水量12000t
速力25kt
航続力
16kt‐15000km
武装
12.7cm連装高角砲4基
8門
25mm三連装機銃18基
54挺
搭載機
25機
同型艦
多数
「多数って、いったい何隻建造する気だ?」
「うーん……十隻単位?」
「日本でこれだけの大型艦を十隻単位でマスプロ建造するんですか?」
「日本の長大なシーレーンを支えようと思ったらまだ数が足りないよ」
「で、作者よ」
「なんだい?」
「空母を紹介したってことは艦載機も紹介するよな?」
「もちろん、空母は艦載機がないとただの箱だからね」
「よくわかってるじゃないか」
「当分、機動部隊の主力機になる三機種を一挙に紹介するよ。
ただし、この設定はあくまで暫定的な物だから注意してね」
九八式艦上戦闘機11型
『蒼風』
全金属製単葉収納脚式
空冷式 秋嵐発動機
1500馬力
最大速度591km/h
武装
13mm機銃
8挺
爆装
100キロ爆弾1個
もしくは
60キロ爆弾2個
九七式艦上爆撃機22型
『惑星』
全金属製単葉収納脚式
水冷式 天嵐発動機
1800馬力
最大速度500km時
航続距離
2500km
武装
13mm機銃4挺
後部
13mm旋回機銃1挺
爆装
250キロ爆弾2個
もしくは
500キロ爆弾1個
九七式艦上攻撃機12型
「信山」
全金属製単葉収納脚式
空冷式 紫嵐発動機
2000馬力
最大速度
470km/h
航続距離
3000km
武装
後部上方
13mm旋回機銃1挺
後部下方
13mm旋回機銃1挺
爆装
1000kg爆弾1発
もしくは
900kg航空魚雷1発
「蒼風はF6Fと同等の武装、速力と零戦譲りの高い機動性を併せ持った軽戦闘機って感じですね」
「仮に対米戦が史実通りに始まっても中期までは圧倒な強さを誇るだろうな」
「この機体は1943年頃まで使用予定だよ、それ以降は新型を開発する予定」
「惑星は戦闘爆撃機ですね」
「13mm4挺持ってるからね」
「機体が頑丈だから急降下の一撃離脱に徹すれば十分つかえる」
「だから搭載比率は艦爆が際立って高いよ」
「信山は基本的に天山を元にしてますね」
「天山そのものは防弾設備以外の欠点を探す方が難しいぐらい優秀な機体だしね」
「確かに」
「ちなみに、発動機がこんなに強力なのは機体がだいぶ大型になったからだよ」
「さて、次回は…?空に黒い斑点が見える」
「作者さん、悪く思わないでくださいね?」
「ちょ、まっ、艦載機500機位から銃爆撃されたら死ぬって!マジで…ぎぃぃゃあーーーー!」
「次回は巡洋艦、お楽しみに」