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第四話 完全無敵「黄金の矛」!!! 前編

翌朝、俺は昨夜にゴルドから言われた集合場所へ向かう。その場所は冒険者ギルドだ。ギルドに着いた俺は扉を開ける。そこは朝早いと言うのに多くの冒険者たちで賑わっていた。

「よお、【主人公】!聞いたぜ〜パーティークビになったんだってな〜」

そんなことを言って俺の肩を叩いてきたのはジョンだ。この街の冒険者の中では古株で、ギルドの長老的存在の男だ。

「まあ、お前みたいなお荷物なんt」

「そこまでだよ、ジョン。うちのパーティーメンバーを悪く言わないでくれるかな」

ジョンの言葉を静止したのはゴルドだった。ジョンはゴルドを一瞥するとそそくさと仲間たちの方へ行ってしまう。いくらギルドの長老といえどSランクパーティーのリーダーには強く出れないようだ。

ここで冒険者の階級について話したいと思う。冒険者パーティーのランクはE〜Sの六段階だ。大抵の冒険者はCやBでその生涯を終える。まれに才能と運に恵まれた連中がAランクに昇格できる。その中でさらに才能に恵まれた冒険者がSランクへと昇格できる。Sランク冒険者とはネトゲで言うところのトップランカーのような存在だ。

「さあ、行くよ」

ゴルドの声に促されて俺は彼のパーティーメンバーの元へ向かう。そこには、三人の男女がいた。

「こんにちわ〜【主人公】くーん。聞いたわよ〜大変だったんだってね〜」

ひらひらと手を振りながら声をかけてきた美女はメルトだ。たいへんグラマーな女性で目のやり場に困る。そんな彼女は魔術師を生業にしている。

「やっほー【主人公】さん!」

この元気の良い少女はアンジー。剣士を務め、パーティーのムードメーカー的な存在で最年少だ。短めの茶髪を後ろで結えたその姿はまさに絶世の美少女だ。ちなみにこの街のギルドには彼女のファンクラブがある。

「.....」

無言で手を上げているこのクールガイはハンゾーだ。この中世ヨーロッパ風の世界では珍しい黒髪黒目の男だ。

「改めてよろしくね【主人公】くん」

そしてこの男ゴルドはパーティーのリーダーを務める優男だ。物語の中の王子様のような男だ...正直嫉妬しちゃうね。

「みんな、こんな俺を受け入れてくれてありがとう。俺にできることを精一杯やるよ」

こうして俺の新たな冒険が幕を開けた。

主人公の死因に矛盾が生じてました。トラックではなく電車にペチャンコにされたのが正しい死因です。ごめんなさい。この後修正しておきます。

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