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そこそこの中堅冒険者(自認)の俺がパーティーを追放されて真の実力を知り逆襲の旅へ!?〜今度こそは普通の一般市民になろう!!!(強い意志)〜  作者: 酒粕
第四章 南海探究編

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第二百五十七話 ちょっと寄っていい?

そうして、一晩をサンバで明かした俺たちは再び旅を再開する......のだが

「あの、ホワイトさん....俺の勘違いだったら申し訳ないんですが....方向違くないですか?」

サンバの街から真っ直ぐ南下するというのが、最短ルートのはずであるのだが....やや西方向にずれている気がしてならないのだ。......そんなことを出発から三時間ほど経って、やっと確信し、指摘する。

「ああ、ちょっと寄りてえとこがあってな」

ホワイトさんはちょっとコンビニに寄るくらいの感じで言い放つ。

「寄りたいところとはなんでしょうか?」

リイがすかさず突っ込むも、

「まあまあ。着きゃわかるって」

そんな感じでかわされてしまう。

「.......ホワイト」


「そんな怖い顔すんなってよお......お前だってきっと楽しめるぜ?」


義輝さんが楽しめることなんて一つだけだ.......俺は嫌な予感をそのまま口にする。

「まさか.........迷宮ですか?」


「正解!よくわかったな小僧!」


「えぇ......」


「タコス奢ってやったろ?」


「成程....今回の件のための伏線だったわけですな」

リイは感心している。


「ははは......」

もう二度と、ホワイトさんの善意は信じないなんて心に誓いつつも、今後もこう言うことばっかなんだろうな.....何てことを考えながら、彼の案内に従ってついていく。先ほどもまで荒野だった景色はいつのまにか、森林へと変わっている。

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