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第二百四十二話 神の棄てた街 後編

その街は、元々は活気はないながらも長閑な田舎町だったのであろう、しかし、家は何年も手つかずの状態で、廃屋そのものだ。まさに、ゴーストタウンである。かろうじて形を保っている、街の入り口にあるゲートには「ようこそ!カクタスタウンへ!」と書かれている。西部劇からそのまま抜き出したような街は異様な雰囲気を放っていた。

「なんだ、ここ.....」


「......うへえ、気味悪いな」


「.............為政者は何をしておるのだ」


「......皆さん、警戒を.....この街全体から腐臭のような匂いが致します」


「ははは....もろバイオハザードじゃないですか」


「勘弁してくれよ、俺そういうの苦手なんだよ」


「..........何か来ます!!」


そうして現れたのは二つの()()であった。

「......!!」

それに反応した義輝さんは即座に死体の首を落とし、無力化する。

「ははは!!なんだよ、大したことねえじゃねえか」

元気を取り戻したホワイトさんは、しゃがみ込み死体を観察する。


「こりゃすげえな....こいつ死んでから五、六年は経ってるぜ、それに何らかの魔術的な細工を施して動かしてるって感じだな。......すげえな、これだけ時間が経てば肉は朽ちて無くなっちまうハズなのにな....どんな魔術だ」



「.....ホワイトさん、どうやらマジでバイオハザードみたいですよ....この街」

そうして、現れるのは無数の死体たち。

「この量....背後や街の奥にも彼らの同胞がいます。ホワイト殿の魔術で一掃したとしてもすぐに次が来てしまう」

リイは冷静に分析する

「.........斬れば動かなくなる、それだけだ」


「ははは、勘弁してくれや」


万事休すに思われたそのとき、

「女神よ、聖罰を!!!」

何者かが放った魔術が、死体達を吹き飛ばすと声が響く。

「旅のお方!!!こちらです!!!」

今回の「光の使徒編」は短めです


明日はお盆最終日スペシャルということで、たくさん投稿します!!

なお明日は朝の9時あたりから投稿するので、ぜひリアルタイムで読んでみてください!!

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