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第十八話 反撃の狼煙 後編

俺の声に反応したのか、はたまた偶然か二匹のワイバーンが俺の眼前に現れる。以前の俺なら恐怖と絶望で動けなくなるが、今は違う。片方は慎重な性格のようで、焼け死んだ仲間の死体と俺とを交互に見て動かない。もう一匹は仲間の死体を見るや否や俺にブレスを吐いてきた。先ほどと同じようにブレスを反射すると、ワイバーンの体が先ほどと同じように融解する。どうやら俺の考えは当たっていたらしい。

「キエエエエエエエッ!!」

するともう一匹のワイバーンは、ブレスを吐くのは危険と判断したのか、後ろ足の鋭い爪を俺の脳天目掛けて振り下ろしてきた。俺は半ば確信しながら反射を行う。

ッキーン!!!

ブレスと同じように、爪による攻撃も反射した。そして、俺の目の前には頭がパックリと割れたワイバーンの死体が転がっている。一瞬しか使わないおかげか魔力の消費もそこまで多いわけではない。何十発も連発できるわけではないが、ポケモンのマスターボールのように温存するほどでもない。これではっきりしたのは、俺の反射は魔術も物理攻撃も等しく跳ね返せるということ。しかし、発動の猶予は、ほんの一瞬、1Fにも満たないわずかな時間だ。

「ってか、一方通行(アクセラレータ)じゃん!!学園都市第一位じゃん!!チートじゃん!!」

思わず声に出てしまったが、許してほしい。....と、とりあえずゴルド達と合流しなければ。

更新がんばります。深掘りしてほしいキャラクターとか設定とかあったらぜひ教えてください^^

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