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番外編 流派について

剛剣流

使い手:レフ、ライ兄弟、アンジー、ザックなど


世界最古の流派の一つで、およそ五百年の歴史を持つ。

始祖は、帝国第二十一代皇帝、クラヴィスの異母兄、ジェイド・キラーマシン。

スピードと攻撃力に重きをおく流派でヒットアンドアウェイを基本とする。胴への横薙ぎの一撃が有名。

世界で最も門徒が多い流派であり、世界中に道場がある。また、冒険者ギルドと提携しているため、金さえ払えば世界中のギルドでお抱えの師範から稽古をつけてもらえる。獣狩り時代(三百年前)においても、比較的大きな町や村では、道場主兼村のボディーガードとしてこの流派の剣士が雇用されることが多い。


護衛剣術

使い手:ゴルド、アンジー、ルーナ


剛剣流と並ぶ世界最古の剣術の一つで四百年ほどの歴史を持つ。

「受け」や「流し」、それに伴うカウンター技術に秀でた流派である。要人や貴族の護衛で活用されることが多い。もともとはイーストウッド伯爵家の寄子にあたる、フェアネス男爵家の護衛騎士団の騎士たちによって洗練されていった技術体系。本来は、貴族の子弟やそれを守る騎士団への教育の一環として流行したが、近年では剛剣流と同様に世界中で稽古を受けられる。明確な始祖はいないものの、黎明期屈指の達人と称されたのは、ガベル・フェアネスという男。


即刀流

使い手:アレン・イーストウッド


先の二つ並び、三大流派と称される剣術。剣をより速く動かすことを重視する。剛剣流と似ているものの、剛剣流とは異なり後の先や抜刀術を修める点で大きく異なる。貴族やその騎士団が行うスポーツとしての「決闘」でよく見られる。そういった、決闘文化の発展につれて洗練されていったとされる流派。起源はヤマトなどの東方にあると言われている。


牙突流

使い手:スコーピオ


現代には残存していないことから、古流剣術と呼ばれるものの一つ。刺突や寸止め、フェイントといったトリッキーな動きが特徴的で、最盛期には即刀流と並び、「決闘」で好んで用いられた。

しかし、現代からおよそ百五十年前に、当時の護衛剣術の長である、帝国騎士団団長のグリフィン・ガードナーと牙突流最高の使い手と称された、スパイクとが行った御前試合においてスパイクがグリフィンに敗北したことを契機に護衛剣術に吸収された。また、レイピアを用いるという点でも特徴的。


剛派一刀流

使い手:レオン、ジョージ


牙突流と同様に古流剣術である。

現代からおよそ三百五十年前に、剛剣流を基に、ロウサイ地方の剣士であるウイングという男が創設した流派で、獣狩り時代時点ではかなり新しい流派の一つ。ロウサイ地方におけるローカルな流派の一つで、剛剣流の教えを先鋭化させた流派で一撃必殺こそが至高である、と言う思想に基づき、激しい筋トレを行うことで有名。また、門徒たちは剛剣流のヒットアンドアウェイ戦術を女々しいと考える者が多く。稽古において回避や受けを行うと罰を受けると言う習慣を持つ。凄まじい歯軋りと共に、剣を握り締め、飛び掛かりざまに凄まじい咆哮を発しながら、剣を敵の頭部へと振り下ろすという動きが非常に有名である。()()()、現代から三百年前に剛派一刀流の達人たちが相次いで戦死したため、その後は衰退した、技術や思想の一部は、現代においても一部の剛剣流の剣士たちへ受け継がれている。


歩兵式剣術

使い手:

三大流派と並び古い歴史を持つが、その特殊性もあいまりメジャーではない。皇帝の私設部隊である「第三歩兵隊」で生まれた流派。戦場における実戦的なな剣術で、剣を用いた戦闘以外にも体術や、ナイフ、飛び道具などの技術も含まれているである。また、部位の欠損や対魔術師にも対応した技術も多くあり、世界中の傭兵や暗殺者が好んで用いる技術。これ一つを極めると言うよりは他の流派を根幹とした上での外付けの技術として活用されることが多い。始祖とされるのは、二代目「第三歩兵隊」隊長にして「魔術師殺し」の異名でも知られたクーガー・ギャラハッド。


疾風槍術

使い手:スピア、ジェット

槍術と言ったらこれ!!とまでいわれるメジャー流派。高速の突きと薙ぎ払いが特徴的で、槍使いであれば誰もが修める流派。槍術自体が剣術に比べてマイナーであることも相まって業界シェア率はナンバーワン。始祖とされるのは、神官であり、当代屈指の聖人と呼ばれたモリー・サンタモニカ。

そろそろ二百話が見えてきましたね


基本的にはフレーバーテキストのつもりで書いてますが、いずれ本編でもだすかもしれません

こう言う設定集みたいなの大好きなんすよね

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