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第十三話 バカと支援術師は使いよう 前編
今回マジで短いです
地上が見えないほどの高度、今なら空の雲に手が届きそうだ。
マジリハの街から徒歩1日の山岳地帯、そこが今俺のいる場所。俺たちはゴツゴツした岩山の頂上へと至る道を進んでいる。俺はかなりヘトヘトであるが、他のみんなは涼しい顔だ。
「【主人公】さん、大丈夫ですか?荷物お持ちしましょうか?」
「大丈夫だよ、アンジー。ありがとね」
女の子に荷物を持たせるなんて男として情けない。まあ、アンジーは俺よりも強いんだがね。そもそもなんでこんな苦行じみたことをしているかというと、この山の山頂に住み着いたワイバーンを討伐するためだ。
大学の試験だの帰省だのバイトだのでめっちゃ忙しいので投稿遅くなります