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第百三十三話 日没
短いです
ガウェインを完全に無力化した....ように見えた。
「もう武具はねえ....俺の勝ちだ。お前じゃ俺に勝てねえよ。......この迷宮について話してもらうぞ」
「..........それがどうした、私の心は未だ砕けていないぞ」
そう言うや否やガウェインはホワイトへ殴りかかる。
「はっ!!マジかよ円卓!物語よりもすげえや!!」
「.........我が王への忠誠は不滅だ」
ガウェインの拳がホワイトへ迫る。ホワイトはその奇襲に反応しきれず、左肩へ拳が直撃し、骨が砕ける。
「.......だが、それももう終わりだ」
ホワイトは先ほどの歓喜が嘘のように冷徹に詠唱を唱える。
「風、断て」
風で形成された刃がガウェインを襲う。ガウェインは全身を切り裂かれ、数m吹っ飛んだ後、糸が切れたかのように沈黙する。