表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

128/374

第百十七話 あなたのための騎士

「......ただ、この場に留まるのも愚策ですね」

サンゲツの街は目と鼻の先だというのに、もどかしい

「ええ、地の利は完全に敵方にあります」

そんな、俺たちの会話にルーナが口を挟む

「あ、あの! 私、この山に何度か、父と来たことがあって.....」


「もしかして、下山する道がわかるんですか?」


「はい!」


「まさに、渡りに船.....」


「では、ルーナさん。道案内をお願いできますか?俺たちが居る限り、あなた方の身が危険に脅かされることは有り得ません」


「ええ、約束いたします」


「ルーナ!さすがですわ!!」


「はい!精一杯務めます!」

そんな、彼女へと、俺はバックパックから取り出した、とあるものを渡す。

「ルーナさん、これを」


「こ、これは、剣、ですか?」


「ええ、服の下に隠したナイフだけでは心許ないでしょう。先導してもらうなら尚更です」


「......この剣、相当使い込まれています。ただの剣ではないのでは?」


「ええ、まあ、俺の友人の形見です。切れ味は保証しますよ」


「そのようなものを.....いえ、お借りします」


「まあ!ルーナ!まるで騎士様のようですわ!」

そうして、俺たちはルーナの案内で下山していくこととなる。


まあ、旅にあたって軽装ということはないでしょうから、バックパックの一つや二つありますとも。


ある方がめっちゃ誤字修正してくれてる!!感謝!!名指しとかしていいのかわかんないのでしませんが、ありがとう!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ