19話 下克上
復志摩「なんですか塩波君?」
ソルト「突撃ー」
ソルトがそう叫んだ瞬間に隣の教室からもソルトのグループの奴らが走ってきた
奴らは復志摩に一斉に飛びかかった
復志摩は一番体格がいいソルトを掴み奴らに投げ飛ばした
ソルトのグループの奴らは投げ飛ばされたソルトに押されて倒れた
復志摩が机を奴らに投げ飛ばした
復志摩は怯んでいる奴らの上に乗りジャンプし始めた
「やめろ!」
誰かが止めに入った
未来だった
復志摩はジャンプをやめた
復志摩「次逆らったら命ねぇからな」
教室は静まり返り皆の姿勢が良くなった
~次の日~
俺は少し恐怖心を持ちながら登校した
黒板には紙が貼られていた
「今日から俺の言うことに従わなかった奴は潰す」
昨日までうるさかったクラスは一気に静かになった
でも復志摩は数学教師なので数学の時間以外はうるさかった
喧嘩も起こらなくなりかなり平和になった
~1ヶ月後~
季節は梅雨に入りどんよりしていた
ある日ソルトがこう言った
「おい皆!俺たちは最近喧嘩をしていない!2学期にトーナメントを開くぞ!」
溜まっていた皆は大盛り上がりだった
ソルト「その前に復志摩全員で潰すぞ!」
俺は嫌だったが溜まっていた皆は肯定的だった
なので全員強制参加イベントとなった
ソルト「もう待てないなるべく早めに決行すんぞ!決行は一週間後だ!」
決行は一週間後となった
朝に職員室に突撃するらしい
ソルトが言うには復志摩以外の教師は雑魚なので案外楽に制圧できるらしい
ただし一人の教師がこれを盗み聞きしたらしい
なんとこの作戦を立てた次の日には職員室にバリケードが張られていた
中を覗いてみると麻酔銃や江野が好きそうなサバゲーで使うような銃もあった
俺はそれを皆に伝えた
学年の全員が団結していた
ソルト「俺たちも盾みたいなのを持って突入するしかないか」
伊予「スーパーでいらない段ボールとか集めるぞ!」
俺たちはスーパーなどでいらない段ボールを集めて盾を作ることにした
段ボールは案外簡単に集まりすぐに盾を作れた
江野「俺のレプリカの銃で実験してみるか」
案外防御力が良く安定した
ソルト「じゃあこれで一週間後突撃だな」
ソルト「絶対勝つぞー」
全員「おーーー」
いよいよ決戦が始まろうとしていた