18話 教師
俺は少し気が緩むような暖かい中気持ちを入れ替え家を出発した
俺は今日遂に中学二年生になる
「進級」というものを何年も経験していない俺はなんだかとても新鮮だった
学校に登校すると見たこともない教師が沢山並んでいた
俺はガタイの良い教師からクラス発表の紙を受け取った
ガタイの良いの教師は鋭い眼光をしていた
俺はクラス替えの紙を見て少しほっとした
大体の仲間は同じだった
俺は教室に入った
新しい教室には少しワクワクした
俺がトイレに行こうと教室を出ようとした
その時だった
俺の足に何かが引っ掛かった
足だ
俺は引っ掛かり倒れてしまった
「ざっこww」
声の主は流渼汰だった
前に俺にボコボコにされたのが相当悔しかったのかからかってきたのだ
でもそんな煽りは匿名掲示板でいつものように煽られていたので効かなかった
斉藤「どうした?」
流渼汰「あんまり調子乗んなよ雑魚が!」
流渼汰はいきなりキレて俺に殴りかかってきた
俺は避けれない状況だったので顔面に直撃すると思った
バン
大きな音が響いた
でも痛くなかった
誰かが俺を庇ってくれたのだ
未来かと思ったが違った
流渼汰はそいつの顔をみて逃げていった
「大丈夫か?」
ドスの効いた声で男が聞いてきた
「あっ大丈夫です」
俺は戸惑いながらも答えた
その男が振り向いた時俺は思い出した
クラス替えの紙を貰った教師だった
なんとそいつは担任にだった
「俺は復志摩暴露と言います、めんどくせぇことしたら撲殺するんでよろしくお願いします」
どうやらその男は復志摩と言うらしい
ソルト「教師の癖に調子乗んなよ?」
復志摩「早速めんどくせぇことする奴が現れたんだでね皆さんに見せてやります」
ソルトは復志摩に飛びかかった
復志摩はソルトの腹に強烈なパンチを入れた
ソルトはそれだけで吐血した
さらに復志摩はソルトの腕を掴み後ろの黒板ぶん投げた
復志摩はソルトの方へ机を飛び越えて向かい
腹にパンチを入れ始めた
ソルトはほとんど気絶している状態だった
復志摩はパンチを途中でやめてこう言った
復志摩「まあめんどくせぇ事したらこうなるんでねめんどくせぇ事はしないでくださいね」
教室は恐怖のあまり凍りついていた
そんな感じで初日が終わった
~次の日~
ソルトがいきなりこう叫んだ
ソルト「復志摩潰すぞ!」
ソルトは復志摩を潰すと言い出し人を集めはじめた
結果的にはソルトのグループの奴しか集まらなかった
この作戦は1ヶ月後に実行するらしい
俺は見るのが楽しみでしょうがなかった
~1ヶ月後~
「おい復志摩!」
ソルトがいきなり叫んだ
復志摩の眼が一瞬で変わった