17話 一年
あれから1ヶ月が経った
今日は終業式です
終業式は普通に終わった
未来「今日は俺んちこいよw」
根問「おいしいもの沢山くいてぇ」
海露素「何時ぐらいから行けばいい?」
未来「5時半ぐらいでいいよ」
海露素「じゃあそのくらいに行くわ」
俺は5時ぐらいに未来の家に向かうことにした
~5時~
俺は自転車を取り出し未来の家に向かった
季節はもう春なので明るかった
10分に未来の家についた
さすがに速すぎるかと思いインターホンを押した
ピーンポーン
ガチャ
未来「おおもう来たのか」
斉藤「はやすぎた?」
未来「速いけど2番目だぜ?」
俺は誰なのかという疑問を抱えながら家に上がった
綿川「よう」
斉藤「綿川かよ!?w」
綿川はDSを2つ机に置きながらモンバトをしていた
モンバト廃人の鑑である
母親「いらっしゃい、あなたが斉藤君?」
斉藤「そうです」
俺は席についた
~25分後~
未来「あれ?根問遅くね?」
ガチャ
根問「遅れたわ、ごめん」
キットカット「なにしてなんだよ」
根問「ワタケンシのLIVE見てたわ」
綿川「こっちきて画面見ればいいだろw」
根問「あっそうかww」
やはりこいつは馬鹿だ
未来「じゃあ今年度もお疲れ様~」
未来「乾杯!」
一同「乾杯!」
忘年会が始まった
今人「皆さんこないだはありがとうございました」
斉藤「いじめはいけない、当然のことをしただけさ」
今人「そう言ってもらえると嬉しいです」
江野「めっちゃ礼儀いいな~」
武尊「まるで未来とは正反対だな」
未来「おいw」
羽世田「今年もいろいろあったなぁ~」
海露素「このグループに入ってもうすぐ1年か」
香乃「4月はくそみたいなトーナメントあったな~」
未来「まさか斉藤が準優勝するなんてなww」
武尊「あん時はあんな弱そうな奴が勝つなんて思って無かったぜw」
海露素「しばらくしてソルトのグループとも戦ったよなw」
香乃「俺が義正をクラリネットでボコした奴がww」
斉藤「あのアクリル坂わけわからんw」
キットカット「5月には次伝と叙の喧嘩もあったなww」
叙「アレシヌカトオモッタワw」
羽世田「江野への不意打ちやばかったなw」
未来「めちゃくちゃ早く復活したけどなw」
江野「あん時まじで死んだかと思った」
根問「王築事件もあったよな」
叙「アレチビッタワ」
香乃「夏に皆でショッピングモールにモンバト買いに行ったよねw」
武尊「未来と根問が通信出来ないやつ買ってきたときは吹いたわwwww」
未来「夏祭りの衝撃は今でも忘れられないぜ」
江野「今思い返すとめちゃくちゃ恥ずいんだが」
香乃「俺がいくら女みたいだからって告白はビックリしたけど正直嬉しかったなぁ…」
斉藤「恋愛にも色々な形があってもいいと思うぜ」
武尊「愛の形かぁ…色々考えさせられるな…」
根問「これからはそれが普通になっていったらいいな」
未来「9月に綿川が転校してきたよなww」
綿川「俺がまさかこんなグループに入るなんてな」
斉藤「まさか綿川がワタケンシの中身だった時は驚いたぜww」
羽世田「伊予のグループと戦ったときあんなに斉藤と綿川が活躍するなんて思って無かったわww」
海露素「斉藤が1人で流渼汰を倒したのは凄かった」
綿川「体育祭も楽しかったなww」
叙「サイトウアンナニアシハヤカッタノカッテオモッタワw」
根問「全員リレーの時の斉藤はイカれた速さだったなww」
武尊「クリスマスパーティーも楽しかったよな」
香乃「斉藤のお母さんの料理めっちゃうまかった」
未来「斉藤のお母さん若かったしな」
斉藤「この前の喧嘩もやばかったなww」
江野「まさか次伝が来るなんて思わなかったわw」
綿川「めちゃくちゃ強かったし」
こんな話をしている内に時間は11時を回っていた
未来の母親「皆そろそろ帰ったら?」
香乃「そうですね、今日はありがとうございました!」
俺たちは未来のマンションの外に出た
羽世田「来年度も楽しみだな」
未来「4月からも皆で遊ぼうな」
未来「解散!」
一同「解散!」
俺は帰路についた
俺はこの仲間たちに出会えて本当に良かった
この1年でだいぶ人生が変わった
遠くに見える夜景は1年前の夜景とは全く違うように見えた