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7話①
今日、僕が担任をしているクラスに転入生がきた
「神宮寺璃音です。よろしくお願いいたします」
神宮寺君が皆の前で挨拶する
「席は、新田の隣」
僕は言う
神宮寺が新田君のところまで行く
「よろしく」
「僕は新田虎之丞よろしくね」
二人は挨拶を交わしている
そう言えば、伊集院君も、転入生だったな。席が隣になって、偶然にも家も隣で、仲良くなったんだ。でも、仲良くなったと思っていたのは僕だけだったんだろうな。だって、彼は、高校を卒業して、海外に旅立つとき、僕には、飛行機の出発時間も連絡先も何も教えてくれなかったのだから




