73、予選一回戦
つおい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
「予選はこのあとすぐなので、準備をお願いします」
「マジかよ………じゃあとりあえずあんたのバトルスタイルは?」
「剣士ですのよ!!」
「そうか〜じゃあ前衛頼む」
闘技場へと案内される、俺達『ブレーメンズ』にとって記念すべき初陣だ。
「なんだなんだ、俺様達の相手はお前らか?、蜥蜴に女子供ではないか、お前らなんか僕様達の相手ではないな」
「なんだとこら!!、蜥蜴じゃ無くて竜ですぅ〜」
「まぁまぁ、坊ちゃん、楽に勝てるに越したことはないでしょう?」
「そうそう」
「ま、確かにそうだな」
相手はどうやら貴族に雇われた冒険者らしい、身なりがいい一人を三人で守るように立っている。
「ここには結界が張ってあるので死ぬような致命傷を受けたら闘技場の外へと弾き出されます、無論、その傷はこの闘技場内だけの話、外に出れば全て消えます、勝利条件は相手を全滅させるかリタイアさせるかの二択です、質問はありますか?」
「………ない………」
「開始の合図はあそこで鳴らすゴングです、それでは失礼いたします」
説明し終わった受付嬢は闘技場から降りた後、ゴングを思いっきり鳴らす。
「よし!!、とっとと片付けてやるーーーー」
「ーーはっ、返り討ちにしてーーー」
『発疹皮膚武器展開、魔硬化工程完了、空弾装填、反動加速砲』
『発疹皮膚武器展開、魔硬化工程完了、砲弾装填、砲身鉄拳制裁」
「ぇーー?ゴフッーーー!?!?!!?」
始まるや否や、イヴは最初に絡んできた貴族を嗜めた筋肉ダルマに高速接近して砲身でぶっ飛ばす。
「なっーー、ガリウス!!?、このーー」
『ーーー砲身鉄拳追射撃』
「ッッーーー?!ガハッーー!』
相手の仲間の一人、剣士がイヴに斬りかかるも、顔面に砲弾をぶち込む。
「くそ、『我断ち切る風の刃!!風刃!!!』
「…………魔硬化全皮膚」
「あ、当たった、直撃、や、やった」
相手のチームの魔法使いの風の刃はイヴに直撃、両断したと確信する相手………だが。
「ーーーぇ?」
「………悪いね………こっちも参加するからには………優勝したいからさ………」
皮膚を硬化したイヴに傷一つなかった。
『………全武器早撃乱射』
「ーッッーーばか………な、!?」
適当ぶっ放してるだけなので、相手の魔法を無視して突き進んで近寄った魔法使いには当たったが、奥にいる貴族にはあたらなかった。
「うわぁぁあ!!?、ふ、ふ、ふ、巫山戯るな!!、お前らに一体いくら払ったと………」
「………抗戦する……?………それとも降参する……?」
「降参だと!!?そんなことできるわけがーー」
「………そう………なら……私の新スキルの実験台になってもらおうかな………」
「何?」
『……回転式杭打ち砲身、徹杭弾倉三本装填完了、三連徹杭弾接射』
「ーーや、やっぱ降参ッッッーーーー?!!?!」
イヴの腕が巨大な杭打ち機になった瞬間、相手の貴族は即降参するも間に合わず、彼女は空に響き渡る轟音がほぼ一回にしか聞こえないように重なって三回なる音と同じ本数の杭を打ち込む、断末魔の声はその音にかき消された。
「………なんか言った………?」
「イヴさん、いつも私達の見せ場全部取っていきますね」
「もう慣れた」
「な、な、な、な、なんですの今の!!?」
やっぱヒロイン最強(´・ω・`)




