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71、帝都舞闘会参加資格

書きました〜(╹◡╹)





「えええ!!?!、なんでだよ!!!!参加できないってどういうことだよ!!」


「規則で四人でなければ参加できないのです」


「だから四人いるじゃねぇか!!!俺、イヴ、クリス、トルマ!!」



「いえ、竜人の貴方はまだ良いんですが、トルマさんはその、亜人ですらない魔物のスライムなので参加資格がないんですよ………」



「ぐぬぬぬぬ」


「………諦めようよ………別に絶対参加しなきゃいけないってわけでもないし………」


「イヤダイヤダイヤダ!!参加するんだい!!、優勝して俺たちが帝都最強になるんだい!!」


「聞き分けてくださいよ、受付の人が困ってますよ?」


「スミマセンボス、ボクノセイデ…………」



「い、いや、そのトルマは何も悪くないんだぞ!!」



帝都舞闘会、帝都で開かられるビッグイベントの一つ、貴族様もこぞって参加し、優雅さだけではなく、強さも見せつけるための大会、なので帝都にいる人間なら誰でも参加して良い、参加して是非当て馬になってくれ、そういうことだ、腕試しと優勝すれば賞金も出るし、参加しに来た次第だが‥‥拒否されている。



「クッソ〜〜〜………ん?」



「お願いしますわ!!参加させてください!!」


「ですから個人戦はもうすでに締め切っていて、今募集してるのはチーム戦なので一人では無理です!!」


「あらここに私のエア友達が見えませんの?、ジョセフィーヌ、アル、マルガ、いるではありませんの!!」



「いや見えないし、今自分でエア友達って言ったよな!!」


………同族嫌悪とはこの事だろうか、なんかすごい恥ずかしいよ、見てるだけなのに。



見た目から貴族のご令嬢といったところか………俺達には関係ない話だが、風の噂ではこの大会の成績次第で貴族の力関係も決まるらしい、優勝した暁には帝王に謁見できる上、爵位もうなぎ上り………逆に醜態を晒せば剥奪もありうるらしいがな………だがまぁ参加しなくても臆病者呼ばわりされるらしいし、殆ど選択肢はない…………なんで俺がこんな貴族の内情知ってるかって風の噂もあるがクリスはこういう世界のことをよく知っているので酒が入ると愚痴ってくるから詳しくなってしまった。



「ど畜生が〜〜」


………貴族令嬢かと思ったらチンピラ並みの感想で受付から離れていく。


「あの〜すいません、やはり一人足りないので諦めてもらって良いですかね?」


「ーーーあ、そうですね、諦めます〜ーーウホッーーーーーアブバン!!?!」


これ以上騒ぐのはみっともない行為だと自重し、とっとと帰ろうとしたらいきなり目の前にパンツが見えたと刹那ーー激痛と共に視界が降下する。


どうやら誰かが脳天にかかと落としを決めてきたようだ。


「いってぇ〜なんだ一体………」



「貴方達!!、一人足りないんですの!!?」


「へ?、あーー、えっとーー」


「………ほら………変な事やるから変な人釣れちゃったじゃん………」


やったぜ(╹◡╹)

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