67、ダンジョン攻略
初ダンジョン攻略(╹◡╹)
数週間みっちりレベル上げしてトルマを追い出したダンジョンの探索を開始する。
「よし!じゃあいこうぜ!!気引き締めていこう!」
「ハイボス!!」
「ハルが一番心配です………」
「………馬鹿みたいに先頭歩かないで………覚えた新スキル的に私が前を歩くよ………」
「ひどい言い草………新スキルって?」
「まぁ………見てて………反響定位………」
張り切って出発するもトルマ以外には心配や罵倒される、イヴが新技を覚えたというので気になり質問するも彼女は見せたほうが早いと言わんばかりに地に手をつけて呟く。
すると彼女から何か得体の知れない振動が発され、俺を揺さぶる。
「うおッーー?!なんだ今の?!」
「………………あそこ………落とし穴がある………」
「え!?罠感知ができるようになったんですかイヴさん?!」
「ス、スゴイ」
「………お前はほんとなんでも出来るな」
「………なんでもじゃないよ………感知はできるけど………解除はできないしね………」
どうやら斥候のスキルまで使えるようになったようだ、イヴが便利すぎる、そういえば彼女も何かの職業に就かせようとしたが、出来なかった、どうやら無職で固定らしい。
「キシャアアアーー!」
「サセマセン!!」
「発疹皮膚武器展開、魔硬化工程、砲身鉄拳制裁!!」
狼型の魔物が出てきたが、トルマが相手の攻撃を身を挺して防ぎ、相手に絡みついて動きを封じ、そこをイヴが砲身鉄拳制裁でぶん殴り絶命させる……スライムの体を生かしたタンクのトルマ、そして強力な物理攻撃のイヴ、彼女の攻撃がトルマに当たっても痛くも痒くもない、故に遠慮なくボコれるし、だからトルマも思う存分敵の自由を奪える………考えていたより強くてエグいコンボが出来ている。
「私達………出番ないですね………」
「………それは言わないで………」
属性付きの遠距離or近距離攻撃しかない俺達に出番はなかった、別にトルマはもう全属性耐性持ちだが、やはり物理耐性のほうがレベルが高いのでわざわざ属性攻撃をする理由がないのだ。
「にしてもやっぱり凄いなイヴ、一人でメインアタッカーに斥候に、一人二役やん」
「………え?………そ、そうかな?………えへへ」
「ア、アノ、モシカシテイヴサンハボスノミギウデナノデスカ?」
「うん?、そうだな…………こいつは俺がドラゴンテイマーになって初めてテイムした奴だからなやっぱ特別な存在かな」
「………と、特別………?」
「うん!!、右腕ってよりは、相棒ってッッーー痛い痛い痛いーー何すんだイヴ!!?」
「………別に………」
「ボクモマケテラレマセン!!」
「うーーん、このすれ違いは香ばしいですね〜」
イヴを褒めると彼女は照れ隠しに頬を掻く、トルマが彼女の優秀さに俺の右腕と言い出したので、軽く否定し、相棒と訂正しようとするもイヴに耳を引っ張られる。
そんな状況を好ましそうに観察して訳のわからないことを呟くクリス。
俺達は苦も無く最奥のボス部屋へと辿り着く。
「此処が最後か……気を抜くなよ」
「ハイ!!」
「………とっとと倒して………帰ろう」
「晩飯は奮発して作ってくださいねハル」
「了解!!じゃあいくぜ!!」
いくぜ!!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾




