29、ピンチ
遅くなってすみません!( *˙ω˙*)و グッ!
「………どうするの………?」
「こうなったらこの女の子を人質に脱出」
「………………」
殺気立つ騎士達に囲まれ、もはや逃げ場なし、イヴと作戦会議するもなんか人としてダメな案しか出てこない。
彼女は俺の案を聞いた瞬間、白目になり絶句する。
………にしてもなんか必死すぎるというか………顔が真っ赤に染まったやつや青ざめた奴など選り取り見取り、いくらなんでも取り乱しすぎだ。
「き、貴様ら!メルト王女を襲撃するなど言語道断!!今すぐひっ捕らえよ!」
部隊の隊長らしきオッサンが喚き立てる………って今なんて言った?
「お、王女?、な、なぁ、君王女なの?」
「うん?………はい!!メルト・ジンガリンと申しますのです!!」
「…………MA☆GI☆?」
「はいなのです!」
「やった!!!じゃあ安心して人質にできるじゃん!!!」
「………いやいや…………落ち着きなよハル」
イヴが肩を揺すって俺の目を覚まさせようとする………が。
「………俺達が生き残るためにはこれしかないZE☆」
「………追い込まれたテロリストみたいな事言わないでよ…………」
「HA☆NA☆SE☆!!AIBOOOOOOOO!!」
「………落ち着いて………もう一人の僕……」
騎士達は一部しか聞こえなかったのか、顔を青くしながらも挑発してくる。
「へ、下手な脅しが通じるとでもーー」
「舐めてんじゃねぇぞォォォォ!!!」
ついつい某伝説的ギャグ漫画のゼリー状生物の真似をして、腕を振り上げる。
「大丈夫なのですよ!!この竜様は優しくて正義の方なのですから!!」
「……………」
滅茶苦茶信用してくれてる少女、無言で俺を責め立ててくるイヴ。
「………酷いことできるわけないじゃない、私がこんな良い子を人質とれるわけないじゃない!!」
泣いて走って逃げようとする俺……だが、周りの騎士たちに抑えられる。
「いまだ!!抑えろ!!」
「あ!!!、しまったぁぁぁぁぁ!!」
ノリで行動してたらなんか捕まってしまった…………どうしよう。
「貴様も大人しくしろ!!」
イヴに武器を向け、投降を促す騎士達。
「発散皮膚武器ーー」
「て、抵抗すると言うならこの竜の首が飛ぶぞ!!」
「む……………仕方ない………」
言われたからと言って無抵抗で捕まるイヴではない、詠唱を行おうとするも俺の首に刃を押し当てられ、脅されたら流石の彼女も従うしかない。
抵抗の意思は霧散し、両手を上げて降参、俺達は縛り上げられる。
YA☆BA☆I☆ ( *˙ω˙*)و グッ!




