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極私的書道論  super private shodou theory その3  書道作品のお値段

作者: 舜風人
掲載日:2014/05/12

書道作品。


その昔の名書家やら能書家、文人墨客、俳人、政治家、軍人、禅僧、宗教家などの



墨蹟には今でも結構な


高値がついてこびじゅつ市場に出回っていますね。



西郷隆盛の掛け軸とか


乃木稀助の書状を軸装したものだとか


良寛の書の軸など高いですね。


でもこれらは


みんないわゆる書家の書ではありませんよね?



書道を職業というか専門にしている人ではないです。


まあいわゆる


手鑑といって能書家の古筆切れを画帳仕立てにしたものもありますが、


こういうのは高い値が付きますね。



歴代天皇の書とか高名な僧侶とかの書が古筆が収録されているからです。


でもいずれにしても、


こうした書道の作品に


値がついて古美術市場に出回るのは


せいぜい江戸時代までの書家のものです。


まして現代書道のプロ書家の作品など


たとえそれが全国区の書道展で最高賞を受賞したものでも、


ではそれが


美術市場で


高い値がついて売れるかといえば


はっきり言って全く売れないでしょうね。


なぜならば、、、


現代のプロ書家の書は


彼が能筆家ではあるにしても、


それだけで


結局は他人の文章や漢文をウマく?書いてるだけですから


付加価値がないのですね。


自分がないと言ったら語弊がありますが


赤の他人の詩文や漢文をうまく?あるいはデフォルメして書いてるだけですからね。





現代画家の油絵などなら


人気画家の作品は


飛ぶように売れますが


現代書家の書道作品は


美術品としては


蚊帳の外なのです。


現代書道の書家の作品集を持っていますが


さてそれらが


値がつくかといえば


たぶん、


全く売れないでしょうね。


だって考えてみてください。


墨の飛び散った?様な


墨をただこぼしたような?


わけのわからん


そんな現代書家の作品を


買って


飾ろうという奇特な人がどこにいますか?


そんなもんだったら


現代画家の描いた


薔薇の柄とか


美人画でも飾ったほうが100倍マシでしょ?


現代書道作品は


つまらないからですよ。


じゃあ、なぜ


西郷隆盛だの


禅僧だのの


書は値がつくのか?



それはひとえに人物に拠るからです。


西郷隆盛は誰も知っている有名人です。


それが書いた作品だから値がつくのですよ、



現代書道家の作品など


誰もそんな人知らないから


売れないのですよ、



で、逆に


タレントや歌手の


へたくそな?サインが


30万円したりしますね。



それはそのタレントが有名で


誰もその自筆を欲しがるからなのですね。


その反対に


文部大臣賞をとったかしれませんが


現代書道家の作品でも


その書家が


ただ書家であって、書を書いてるだけで、


それ以外に何も有名ではないから


価値が生じないのですよ。


だから単なる書家の作品では


売れないのですね。


その反対に


相田みつをの作品は


自筆ならけっこうな高値で売れますよ。



書自体で見たら


相田みつをの書はたどたどしくて


泥臭くて決して上手ではないし


むしろ器用な書道塾の小学生のほうがうまいぐらいでしょうよ。



でも相田みつをの


あの文章は小学生には書けませんね?


失敗したっていいじゃないか。人間だもの。


結局


相田みつをの書?は、


書道作品としてみるのではなく


詩文作品を作者が書いたとみるべきでしょう。



つまり子規の自筆俳句短冊みたいなものですね。


是なら高値が付きますものね。


この際には、子規の書が


うまいも下手も無いでしょ?


俳人の書ですから


専門書家の書ではないのですから


能筆かどうかは


不問しょうね。


ヘキゴドウという俳人がいましたが


この人の書は


まるで前衛書道というか


金釘流家元というか


超独特なものです。


はっきり言って下手です。


でも下手でもいいのですね。味わいがあるからです。


そして彼がいわゆる能書家ではなくて俳人だからです。



棟方志功の書というか


彼の版画には


必ず書(詩文)が書かれていますよね。


その書体だって下手ですよ。


釘彫り見たいな字で



でも味があるというか


棟方芸術のエスプリを感じる字ですね。


かれも別に書家でもないし


下手でいいのです。


結論。


専門書家の隙のないうまい字は


でも美術品としては誰も買わない。


値もつかない。



反対に


相田みつをや


棟方志功の


下手な字には


高値がつく。


なぜなら相田みつをは「詩人」であり、それを自筆で書いたという価値があるから。


棟方志功は画家であり書は書道として書いたのではなくて


あくまで絵のデザイン?として添えられただけだから。


こうしてみると、


現代の


専門書家の


書道っていったい


何の意味がるんでしょうかね?


さる有名な


書家の


物置には


それまでの

長年の


書道展の


表彰を受けた大作が


無造作に埃をかぶって


たくさん詰め込まれているそうですよ。


誰も買う人もいないからですね。



現代書家の入賞作品など


売ろうとしても売れもしませんしね。


片岡鶴太郎の絵が飛ぶように売れるのとは雲泥の差ですね。


書道なんてマイナーなものですよ。


この通り


有名な書家でも


その作品が売れるなんてありえませんし、


買う人もいません。



書道作品で売れるのは


過去の


政治家とか禅僧、俳人、軍人、など


人物が有名なん人の手蹟だけですからね。

書道ではなくて



手蹟として売れるのであって


いわば有名タレントのサインが高値が


つくのと同じ原理ですよ。


純粋に書道としての価値でなんかないのですから。


書道芸術って


そんな程度のものですよ?






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