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第一章
「英雄になりたくはないか?」
機械仕掛けの青年は言った。
「世の中がどうなろうと…そんな事僕には関係ない」
魔法使いの少年は答えた。
この世界では、魔法が全て。より強い魔力を持つ者が権力を持つそんな世界。そこで少年はスラム街の王となっていた。突然現れた青年は、彼を自分の旅に誘う。少年は頑なにそれを拒むが…。
これから幕を開けるのは、誰かにとっての本物でありたいと願ったなり損ないの物語。本物である事に気づかなかった死に損ないの物語。
偽物と本物。その境は何なのか?主人公が出す答えとは?
初投稿です。駄作ではありますが、チラリと覗いて下さい。