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最終話(第12話) 封印の外側に広がるもの

半年後。春。

高校の屋上。

結城シンは、弁当箱を広げていた。

隣にタクミ、アヤが座っている。

アヤの傷は完治し、制服姿で普通の高校生として転入してきた。

タクミが、から揚げを頬張りながら言う。

「先輩、今日も平和だねー」

アヤが、くすくす笑う。

「平和が一番だよ」

シンは、空を見上げた。

封印は完全に解けた。

力は、まだ身体の奥に眠っている。

でも、もう暴走しない。

コントロールできるようになった。

姉さんが、教えてくれたから。

そのとき、シンのスマホが振動した。

謎の通知。

【新たな領域が検出されました】

【参加を推奨します】

タクミとアヤが、顔を見合わせる。

「え、また!?」

「今度はどこ!?」

シンは、苦笑いしながら立ち上がった。

「……まだ、終わってないみたいだな」

三人で、屋上のフェンスに寄りかかる。

街が、広がっている。

平和な、日常の街。

シンは、静かに言った。

「行こうか」

タクミが拳を握る。

「もちろん!」

アヤが、微笑む。

「今度は、もっと楽に解けるよ」

風が、優しく吹いた。

封印の外側に広がる世界は、

まだ謎に満ちている。

でも、もう一人じゃない。

結城シンは、二人の仲間と共に、

新たな審判の円環へ向かう。

――物語は、ここで終わりではなく、

 新たな始まりを迎える。

──完──


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